• 教材や実験の開発情報

東京都中央区立環境情報センターにおいて、小学生を対象とした科学イベントを実施してきました。都留文科大学の学生2名と白井先生、寺川貴裕先生(東北大)にもサポートに入って頂きました。見学メインの科学ショーではなく、実際に参加者に実験をしてもらうという体験型科学イベントとして企画しました。

   

「実施内容:配布プリントより・文字のみ」

ようこそサイエンスショーへ  ~君はこのビックリにたえられるか?~

<実験担当スタッフ>

山田さん(都留文科大学) 寺川さん(東北大学) 白井さん(都留文科大学) 菊地さん(都留文科大学) 宮本さん(都留文科大学)

  1. まずは、簡単な演示(えんじ)実験を行います。実験のしかたや、起こったことを観察してみましょう。また、実験の先生の説明を聞いて、よく考えてメモをとりましょう。
  • 大量の泡が発生!:容器に、何か秘密の粉を加えると…?わかりやすくするため、泡の立つ洗剤を加えておくよ。

〇観察!

〇秘密の粉の働きは?

  • 光るタクアン:水分と塩分を含んでいる食べ物に電気を流してみるよ。

〇観察!

〇どうして光るのかな?

〇他の食べ物では?

  • 光るビニールチューブ:ビニール管の中に気体がはいっています。静電気を使うと何かが起こるよ。

〇観察!

〇何が起こったのかな?

  • 光る液体:三角フラスコに何か粉が入ってます。これに液体を加えて温めると・・・?

〇観察!

〇光るってどういうこと?

 

  1. 参加者実験

では、いっしょに、科学実験を楽しみましょう。でも、中には使い方に注意が必要なものもあるから、しっかり指示を守って下さいね。わからないことは、先生や近くの白衣のスタッフさんに聞いてください。特に、保護者の方には、積極的にお手伝いをお願いしますね。

  • 『光る液体』
    • ウミホタルを試験管に入れる
    • 食塩水(タレビン)を数滴試験管に入れる
    • ガラス棒でウミホタルを静かにつつく

【観 察】→

【解 説】→

  • 『炭とアルミで電気を起こす』
    • 備長炭にキッチンペーパーを巻き、アルミホイルで包む → 重ね方注意!
    • 銅線とリード線、モーターをつなぐ。
    • キッチンペーパー部分を食塩水(タレビン)で湿らせる。

【観 察】→

【解 説】→

  • 『カラフルメタルしおりを作る』(ひとり1枚持ち帰れます)
    • 銅箔を割りばしを使ってホットプレート上で加熱する。
    • 銅箔がカラフルになってきたら、割りばしで和紙に挟んで持っていく。
    • 葉脈の片面にスプレーのりを少しかける。
    • のりのついている面を上にして和紙の上に葉を置く。
    • 銅箔を葉の上にやさしく重ねて、わりばしで軽く押し付ける。 → やぶれたりすき間には、端切れを重ねてうめていく。
    • 銅箔面にフィルムを貼って、不要部分をハサミでカット。

【観 察】→

【解 説】→

  • 『単極モーターを作る』(ひとり1個持ち帰れます)
    • アルミホイルを4つ折りにして長さ17㎝×1㎝の帯をつくる。→中央部分はやや太く
    • 電池(-)にセロテープで画びょうを固定する。
    • 電池(+)部に磁石をつけ、画びょうの先端に「アルミ帯」を軽くのせる。

【観 察】→

【解 説】→

  • 『人工イクラカプセルを作る』
    • 紙コップにアルギン酸ナトリウムを取る → 食紅で色をつける → 水20mLを加えてよく溶かす(A液)    ※割りばしを使った溶かし方注意!
    • 透明プラカップに塩化カルシウムを取る → 水50mLを加えて、別の割りばしを使ってよく溶かす(B液)
    • A液をB液に少しずつたらしていく。 → 割りばしを使って1滴ずつ。
    • 出来上がったツブツブのイクラカプセルをキッチンペーパーに取り出す。

【観 察】→

【解 説】→

  • 『色の変わるお茶』
    • ハーブ(バタフライピー)を一つまみ、茶こしパックに入れる。
    • 茶こしパックを透明プラカップに入れて水を20mLくらい注ぎ入れる。→そのあと、熱湯を注ぎ割りばしで色素をこし出す
    • 色素液をもう一つの透明プラカップと同じ量に分けて、片方だけにレモン(カット済み)を入れる。

【観 察】→

【解 説】→

  • 『セッコウで空洞の恐竜のタマゴをつくる』
    • マヨネーズ容器(セッコウ入り)に水40mL(プラカップで)を加え、キャップをしてよく振って混ぜ合わせる。  → 素早く
    • キャップをはずして、水風船にセッコウ液を注ぐ。 → 水風船がはずれないよう、しっかり押さて。容器をつよく絞って空気もいっしょに注ぎ込んで、風船の口を閉じる。→ タコ糸をぐるぐる巻きにして液がもれないようにしっかり縛っても良い。
    • 水風船をゆっくり静かに全体を回しながら固まるのを待つ。
    • 固まったことが確認できたら、風船をハサミなどで破る。
    • 梱包材にくるんで持ち帰る。→かわいてからカラーペンなどで絵を描くとよい

【観 察】→

【解 説】→

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「資 料」 都留文科大学教養学部学校教育学科 特任教授 山田暢司  「連絡先」『らくらく理科教室』で検索

イベントパンフレット


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