UA-119493607-1 ツクシ胞子の観察 | らくらく理科教室
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ツクシのまた緑色のままの先端部分をピンセットでつついて、中に入っている胞子をスライドガラス上に乗せて観察します。すると、少し風があたるとこまかく動く様子が観察できます。

胞子から出ている糸状の弾子が、乾燥によって伸びることで動くためで、遠くに飛んでいって、物体にからみつくようにつくられているとされています。ツクシはスギナの胞子茎、春になると胞子を散布して生育地を広げていきます。

教科書では、種子をつくらない植物としてシダ・コケ植物が挙げられています。種子植物と同様、維管束を持ち、葉・茎・根の区別があります。特に、茎は、地下茎として地表面の近くに広がるものが多く、ツクシ(スギナ)はその代表格として知られています。採取したサンプルをばらばらにして、植物のつくりを観察するのにも適した教材です。

「キーワード」胞子

「画 像」スギナとツクシ


実験プリント版

スギナの観察

「目 的」

種子をつくらない植物「スギナ」構造とツ クシ先端の胞子のうを観察する。

「学習項目」 シダ・コケ植物 胞子 弾子

「実験概要」

1.ツクシ:スギナの胞子茎で、胞子から出 ている糸状の弾子が、乾燥によって伸びて 動くのが観察できる。遠くに飛んでいって、 物体にからみつきやすいようなつくりで あると考えられる。春になると風に乗った 胞子はより移動しやすくなり、生育地を広 げていくことになる。

2.種子をつくらない植物:教科書では、種 子をつくらない植物としてシダ・コケ植物 が挙げられている。種子植物と同様、維管 束を持ち、葉・茎・根の区別があり、特に 茎は、地下茎として地表面の近くに広がる ものが多く、ツクシ(スギナ)はその代表格。

「準 備」

先端部分がまだ緑色のままのツ クシ数本 スギナ 1 本 シャーレ(または トレイ) 顕微鏡 スライドガラス ピン セット ろ紙

「操 作」

1.先端部分がまだ緑色のままのツクシとス ギナを事前に採取しておき、シャーレ(ま たはトレイ)上におく。

2.顕微鏡を準備する。

3.スライドガラス上に乗せて、ツクシの先 端部分をピンセットで突き、内容物(胞子) を出す。

4.カバーグラスは使用せず、そのまま観察する。

5.ピントを合わせたところで、少し風を起 こし観察する。

6.スギナの成体を観察する

「注 意」

1.対物レンズ部注意!

「片付け」

1.対物レンズ部をろ紙でふき取る。 2.スライドガラスは洗浄する。

「観察記録」

1.顕微鏡で観察したツクシ胞子の様子(倍 率)

2.少し風を起こしたとき…

3.スギナ(成体)の構造

「考察・教材研究」

1.種子をつくらない植物としての特徴

2.教育課程上の位置づけ

3.指導上の留意点

◇理科教育法「1年生物」p52-:種子をつくらない植物

◇「参 考」理科教育ニュース_理科実験大百科第15集,少年写真新聞社,53


コメント一覧

返信2020年5月10日 8:57 PM
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吉有24/

4/28 吉  ツクシの緑色の部分がよくわからないので画像で検索したら胞子蓑と呼ばれる細胞が存在することを知った。植物の受粉の様子は1年の生物で観察したが、花粉管に比べて胞子は絡みつきやすいような網のような弾糸が出ていることを知った。また胞子がどのようにして飛ばされそこで何が起きるのかを見たのははじめてだったので来年の春は実際に自分の目で観察してみたいと思った。

返信2020年5月10日 9:45 AM
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24/

4/28畑 つくしの胞子を間接的であれ見るのは初めてであり、活発に動いているのを見れてとても興味深かった。ぜひコロナが収束したら自分の目で実際に観察したいと思った。

返信2020年5月10日 3:36 AM
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匿名24/

4/28 秋 コケ、シダ植物は胞子で増えるという事は知っていた。しかし映像で見ると風を当てた際に弾子が延びる様子を観察することが出来るため、実際に生徒に教える際にはこのような実験をする事で生徒の理解が深まると感じた。

返信2020年5月8日 4:33 PM
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田皓23/

胞子が飛ぶことは知っていてもそのメカニズムは知らなかった。その働きもミクロな世界での動きがあってからこそのもので意外だった。

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