• 教材や実験の開発情報

セッコウと重曹、PVAを用いての模擬火山。粘りけを調整することで噴出の様子の違いを示すことができます。材料を混ぜ合わせるとすぐに発泡が始まるので、手際よく操作することが必要です。

〇アルミホイルや新聞紙で型を取れば、紙粘土は最小で済みます。反応後、1日ほど経過すると乾燥が進み、展示教材としても扱えるようになります。また、内部に仕込んだPETボトルは取り外して、試薬を注入し、実験を繰り返すこともができるのも優れた点だと思います。

〇PVAのりは、水で薄めておく必要があります。水分があってセッコウが発熱反応を起こすのと、重曹の分解にも水が必要だからです。

〇理科教育ニュース2021.1.8で監修した内容を再現したものです → セッコウ・PVA・重曹などで噴火モデル

「動 画」小さなプラ容器を使った実験モデル

〇比較的手間のかからない教材:プリンカップ型の容器の底に小さな穴を空けてガムテープでふさいでおき、容器にNaHCO3 5 g ・PVA 10 mL・水 20 mLを入れました。そこにセッコウ20 g を加えて一気にかき混ぜています。


◇「理科教育法」1年地学_マグマと火山の形 p204-206

参考:火山の形と溶岩の粘りけの関係説明モデル


◇このブログで発信する情報は、取扱いに注意を要する内容を含んでおり、実験材料・操作、解説の一部を非公開にしてあります。操作に一定のスキル・環境を要しますので、記事や映像を見ただけで実験を行うことは絶対にしないで下さい。詳細は、次の3書(管理者の単著作物)でも扱っているものがありますので参考になさってください。


コメント一覧

返信2019年6月22日 12:06 PM

溶岩の粘りけと火山の形説明モデル | らくらく理科教室25/

[…] 参考:セッコウで模擬火山 […]

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