UA-119493607-1 オリーブオイル石けん | らくらく理科教室
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じっくり時間をかけて行う、熟成石ケンにトライしました。風乾、熟成には1-2ヶ月かかります。

「動 画」準備中

「解 説」この実験の原料のオリーブオイルの場合は、鹸化価は185-197とされるので、オイル1g(1000mg)あたり、水酸化ナトリウムは、鹸化価に40/56をかけた量で済む計算になります。(原料のオリーブオイル成分は、一般に一価不飽和脂肪酸であるオレイン酸が75%、リノール酸やリノレン酸等の多価不飽和脂肪酸が10%程度、残りは飽和脂肪酸という構成)

実際に実験で使用した水酸化ナトリウムの量は、オイルの量に比べてかなり少なくしています。それは、時間をかけて熟成させる手法を取っていることと関係があります。アルカリを少なめに抑える(ディスカウント)ことで、原料の油脂を残存させ、オリーブの風合いを残すことができます。市販の一般的なセッケンでは、使用後に肌がカサカサになったり、皮膚にしわが寄る、突っ張る感じが残ることがありますが、熟成させたオリーブ石けんを使ってみると、違いがはっきりします。オイルが少し残っていることで、油分を洗い流すだけでなく、不足した油分を補う効果があるわけです。
原料の油脂の種類を変えたり、加える香料を工夫すれば、いろいろヴァリエーションが楽しめます。時間のかかる手法ですが、ぜひ実践したいテーマではあります。

「注意と工夫」

  1. 強アルカリを使うので、水への溶解操作と、保管場所を慎重に選ぶこと。
  2. 牛乳パックから出してカットする際には、安全のためゴム手袋をはめること。
  3. ハーブ乾燥葉がなければ、エッセンシャルオイルを使うと簡単である。

◇このブログで発信する情報は、取扱いに注意を要する内容を含んでおり、実験材料・操作、解説の一部を非公開にしてあります。操作に一定のスキル・環境を要しますので、記事や映像を見ただけで実験を行うことは絶対にしないで下さい。詳細は、次の3書(管理者の単著作物)でも扱っているものがありますので参考になさってください。

  


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