UA-119493607-1 サザエ・アワビが真珠に | らくらく理科教室
  • 教材や実験の開発情報

サザエやアワビの貝殻を酸で処理して、真珠のような光沢層をむき出しにします。ちょっとした飾り物にもなります。

サザエやアワビの貝殻の内部には、炭酸カルシウムの結晶と微量のタンパク質が積み重なった層状の組織「真珠層」があります。真珠層がカラフルに見えるのは、別に特定色素があるわけではなく、光の性質による、いわゆる構造色によるものです。光の反射・屈折の結果、特定波長が干渉し合い、その角度で強められた色の光が観察されるというものです。層の厚さによって、強められる色は異なるので、全体としては、シャボン玉の光彩やオーロラのようにいろいろな光が混じって微妙な色合いとして観察されるのです。

貝殻の表面の石灰質は、炭酸カルシウムを主成分とした、コンキオリンというタンパク質とある種の多糖類によって構成されています。実験では、希塩酸を直接注いでいますが、うっかりすると肝心の真珠層まですっか溶かし去ってしまうこともあるので、クエン酸を用いるのも良いでしょう。


◇このブログで発信する情報は、取扱いに注意を要する内容を含んでおり、実験材料・操作、解説の一部を非公開にしてあります。操作に一定のスキル・環境を要しますので、記事や映像を見ただけで実験を行うことは絶対にしないで下さい。詳細は、次の3書(管理者の単著作物)でも扱っているものがありますので参考になさってください。

  


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。