UA-119493607-1 化学実験シラバス:都留文科大学理科 | らくらく理科教室
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1.実験を実施するにあたって

⑴この科目の目的について

①実験テーマそのものは、中~高校で履修する題材が多くなっている。化学の学習内容の理解も大切だが、教育現場における指導力育成という側面をより重視しているからである。

②実験理論を整理し、その狙いを踏まえ必要な器具や試薬の取り扱いに習熟し、安全に配慮しながら観察や記録に重点を置いた「実験スキルアップ」の機会でもある。

⑵出席管理・成績について

①時間厳守:実験の概要説明後、途中から実験に参加・合流は危険であり、事故を招くおそれがある。

②欠席は1回まで:実験を欠席した場合でも、すべての実験NOTE・指定レポート提出は必須。

③テストは実施しない

⑶準備物

①参考書:『図説 化学実験』同様の資料であればよい。 ②タオル

⑷安全対策

①服装 ②保護眼鏡準備 ③アレルギー ④緊急事故対応

⑸グループ実験

①グループ作業の意義  ②毎回メンバーを再編成:役割分担の固定化を避ける

⑹実験NOTEの扱い

①1~13回の実験テーマから構成されている。

②授業日に複数回実施するが、そのたびに完成させて提出。 → 重ねてホチキスで仮止め、または左側をのり付け → 返却後、2穴などファイルに綴じておく。

③様式指定レポート作成・提出について:実験テーマのうち「レポート提出」対象に指定したものがある。一定のスタンダードな形式(※)を学んでもらうため「実験NOTE」とは別に提出!該当の実験テーマの部分で、その様式や提出期限等について、あらためて指示する。

 

2.実施実験テーマ:予定

<化学実験Ⅰ>

  • 基礎実験1:器具や火器の取り扱い
    • 出席・グループ分け(毎回変動)・実験ノートの取り扱い・レポート提出(様式指定について)
    • 火の扱い:バーナー使用・加熱・硝酸カリウムを用いて
    • 可燃性気体の取り扱い:水素・エタノールを用いて
    • 可燃性液体を用いて:炎色反応~バイルシュタイン反応:
  • 基礎実験2:劇薬や電気器具の取り扱い
    • イオンからなる物質:電気器具の取り扱い
    • 金属の性質:亜鉛メッキ~金属錯体、劇物水溶液の取り扱い
    • グルコースの還元性:MBの酸化と還元
  • 化学反応と物質量:簡単な実験装置の組み立て
    • ガラス細工:装置の組み立て シリコン栓の穴あけ
    • マグネシウムから発生する水素:化学反応の前後における量的な関係~気体の状態方程式
  • 物質量と気体の状態方程式:化学実験における測定操作
    • デュマ法による気体の分量測定:気体の状態方程式と密度補正
  • 酸と塩基・中和反応
    • 二段階反応:濃度の調製
    • ICT機器を用いて:データキャプチャでpH曲線を描く
  • 酸化と還元
    • 金属のイオン化傾向:電圧計やテスターを用いて
    • テルミット反応:ダイナミックな反応
  • 化学電池
    • ボルタ~フルーツ電池:身近な素材を用いた化学電池:歴史的な経緯と問題点など
    • ダニエル電池:典型的な化学電池により電池反応の基本を理解する

 

<化学実験Ⅱ>

  • 有機化合物の性質1:炭化水素~アルコール・アルデヒド
    • ブタン・アセチレン
    • アルコールとアルデヒド
  • 有機化合物の性質2:有機合成反応
    • エステル反応:酢酸エチル合成
    • 芳香族による合成反応:ジアゾカップリング
  • 高分子化合物
    • 銀鏡反応:
  • 化学変化と反応速度
    • H2O2触媒KI:  HSO3-時計反応:
  • 化学平衡と酸化還元反応:ICT
  • ベロウゾフジャボチンスキーBZ振動:
  • 燃料電池:ICT:FC-燃料電池製作 電池性能測定
  • 生活の中の化学
    • 染料と染色:天然染料(紅花色素)の抽出と染色

※内容は予定であり、実験環境や材料の準備の関係で実施順序や内容変更することがあります。


<ダウンロードファイル_化学基礎実験レポート用>

ファイル1「8回レポート用」:化基実_気体状態方程式_分子量

ファイル1「9回レポート用」:化基実_中和二段階滴定