紙おむつ等に用いられている不思議物質「高吸水性ポリマー」は、少量でもたくさんの水を吸収することで知られています。ふりしぼっても水は出てきませんが、内部にたくわえられている水を利用し、水耕栽培のまねごとはできるようです。 …
子ども向け教育誌FQKidsで家庭でもチャレンジできる科学実験の提案をしました。また、実験を通じて得られる教育的な効果やその意義についても語ってしまいました。購読→FQKids
アルミホイルとプラカップを用いて、電気をためる教材を作ります。電気がたまる仕組みと、コンデンサーという機器について説明するものです。 塩ビ管で発生した静電気(この場合は負電荷)を一方のアルミホイルに近づけると、もう片方の …
工作用紙にLEDやボタン電池を配して、銅箔テープを用いて平面的に電気回路を理解する教材作成。リード線や電池ボックスを用いたものよりも、平面的に全体を理解しやすくなっています。中学理科2年レベルのものですが、LEDに極性が …
プラスティックに直接メッキするのは難しいので、表面にアンカーをかける方法をとります。フミン酸でペットボトルの表面を親水化、銀コロイドを触媒核として付着させたのち、塩化金酸を作用させていくというものです。アスコルビン酸が作 …
銅とマグネシウムを空気中で加熱して酸化物をつくるとき、酸素と化合する割合についてどんな決まりあるのかを確認します。銅は加熱時に次第に色が鮮やかに変化していくのが観察できます。マグネシウムは、表面上は変化がよくわかりません …
缶づめのきれいな皮むきミカンはいったいどのようにつくられているのでしょうか。誰しも一度は疑問に思うことだと思いますが、ミカンの房部分の薄皮を化学的に処理しているようです。 「動 画」薄皮を溶かす □房部分を酸とアルカリの …
エタノールと水を用いてノリに含まれる光合成色素を抽出し、それぞれにブラックライトを照射してみました。すると、クロロフィルは赤、フィコブリンはオレンジ色(映像ではわかりにくい)の蛍光を発しました。多くの植物には光合成色素と …
手軽に生物のDNAを取り出す実験です。ブロッコリーを使っていますが、花芽が小さくたくさん集まっていてDNAを取り出しやすい素材です。 「解 説」 DNAとは、デオキシリボ核酸(deoxyribonucleic acid) …