温めた牛乳をすりおろした生ショウガに注ぎ込みます。ショウガに含まれる酵素の力で牛乳プリンをつくるというものです。 牛乳にはカゼインというタンパク質がミセルコロイドとして安定して存在していますが、そこにショウガに含まれるプ …
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エタノールに金属ナトリウムを反応させると水素が発生し、アルコキシドという物質に変化します。 □水との反応のように激しさはありませんが、一定の熱の発生を伴います。動画では、発生した水素を捕集し、点火しています。 「解 説」 …
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容器に注ぎ込むふりをしているだけですが、容器内にはしっかりとヘキサンの蒸気がたまります。そこにライターの火を近づけると容易に燃焼が起こるというものです。 ヘキサン C6H14 は、常温で液体(沸点69 ℃)ですが、分子量 …
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過飽和状態の酢酸ナトリウム水溶液に刺激を与えると、結晶が一気に析出してきます。 □結晶析出は熱を伴います。 □ちょっとした刺激で一気に結晶化が進行 「動 画」丸底フラスコ中で立体的な結晶化が観察できる □まるで雲が広がっ …
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油脂に廃油凝固剤(高級脂肪酸)を混合させて冷やすと流動性を失い、ゲル化して固まります。固まった油を燃料に、ガラスビンとヒモを芯に用いてキャンドルを作ります。 実験プリント版 「実験タイトル」廃油からキャンドルを作る 「サ …
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カルシウムカーバイド(炭化カルシウム)と水を反応させるとアセチレンが気体となって生成してきます。アセチレンは、無色無臭の可燃性気体で、点火すると黒いススを出しながら燃焼します。 「動 画」炭化カルシウムと水の反応 「動 …
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松かさを炭化させてみました。実験では、強烈な匂いがあとに残るのであまりお勧めではありませんが、有機物を酸素を遮断して強熱すると水分と可燃性気体が抜け、炭化していくというものです。 「動 画」実験後にできた炭の松かさ 「動 …
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厚めに切ったタクアンに電極を差し込み、そこに電気を流すと、電球のように光り輝き始めます。ブーンという音に加え、煙と臭いも出ますが、迫力があるには違いないです。 実験プリント版 「実験タイトル」タクアンが光る 「サブタイト …
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今でこそ化学の力で自在に色を作り出すことが可能になりましたが、近代まで、植物や鉱物などの自然と乖離した「色」を考えることはできませんでした。ここでは、万葉集にある歌に詠まれたいくつかの染色を試みながら、いにしえに思いを馳 …
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