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ICTチームのプレゼン:自然科学総合演習での発表

「動 画」2020.1.23

〇肝心のボルタの電池の劣化が激しく教材としては扱いが難しいという、この発表の一つの見せ場で失敗!モーターが作動→停止、という動きを見せることができなくて残念。直前の練習のあと、電極を劣化させたままで本番に入ってしまったことによります。

〇やり直すという選択もあったのに、すぐに原因に気づかず…。事前の打ち合わせはしてあるものの、全員がそろったのは直前で、それまでにもっと突き詰めてよりよいプレゼンに仕上げようという意欲に欠けていたことが遠因。もっともっと練習を繰り返し、いろいろなケースを想定してプレゼンに臨まねばならないな、との感想。


< 記 録 >

1/23 発表会:われらがICTチーム:16:30~16:55  2階 この小部屋でプレゼン!わずか20分  ※終了直後にS3へ移動17:00から生物分野の発表

  • 事前準備:当日のどこかでどれだけできるのか?
  • 発表シュミレーション
  • PC操作者:「赤ワインの蒸留の実験動画を流す」 → MCのコメントに合わせて適当にスキップしたり停止したりする。
  • MC:『ICT機器を活用した教材開発について紹介します…まず、映像をご覧ください。これは…オーソドックスないわゆる「赤ワインの蒸留の実験」ですが、一般的には温度計で温度を… 目視 → 記録 → グラフ化 → 考察 という流れで実施されています。しかし、得られるデータはあくまでざっくりとしたものでしかありません。そこで、この「データーロガー」というICT機器を用いることで、データをより正確に時間軸で変化を追い、しかもリアルタイムでデータ送受信が可能になります。さらに、取得したデータを自在に処理することが可能になるのです。』

…あとはアドリブ…

  • MC『では、実際にこのICT機器(電圧センサー)を用いて簡単なデモ実験を行いたいと思います。』『実験サンプルとしては、電池の歴史のところで扱われることの多いボルタの電池を準備しました。』『このボルタの電池については、いろいろな問題点が指摘されていて、多くの教科書からあくまで参考程度にしか掲載されなくなっています。その理由を説明するのに、このICT機器を有効に活用することが可能です。』
  • 実験操作者:「ボルタの電池の使用材料の説明」 → 「金属板にV-Hub接続」→ 「ON」※硫酸にはまだ浸さない スターラーは稼働させておく
  • PC操作者:「パワポ終了」→「イージセンスソフト立ち上げ」→「ワイヤレス受信確認」→「設定変更:センサー設定やグラフ軸」→ 「受信スタート」
  • 実験操作者:「金属板をゆっくり浸す」 → 「モーター接続:ほとんど動かない」 → MCのコメント後…「モーターをオフ…またオン!」 → モニターの変化を確認
  • MCのコメント『ボルタの電池が実用にならないのはあまりにも内部抵抗が大きすぎて、モーターのように大きな電流が流れる装置を接続すると電圧が急降下してしまうのです。…オルゴールは消費電力が小さいので何とか…』『要するに電子機器を接続するしないの結果をリアルタイムで視認できます。しかも、データを残すことができるのです…。』『データーの残し方は次の操作です…』
  • PC操作者:「データ取得終了」 → 「ソフト上でのデータの活用をいくつか見せる」 →「データーをエクセルに取り込む」 → パワポに戻る「エクセルのグラフ例」
  • スマホ説明者:PCの代わりにスマホでモニターができることも示す。
  • MC『大学Wi-Fiに接続すれば、複数のスマホでデータのリアルタイム共有、しかもデーターの保存→レポート作成なども可能になり…』『ワイヤレスの機器は高価だが1台で全員がモニタ~アプリやネットワークサービスの利用で個々の学生からのアクセスを全員が共有可能に…』
  • 最後に『いずれ学校現場でも普通に実施されるようになるだろう…そういうスキルを持つ持たないの差は大きくなるのでは、なんてことを考えながら取り組みました、なんちゃら…』を偉そうに語る。

※補足:山田スマホで youtubeLIVEでPCモニター映し出して見せる 顔出し注意!


◇このブログで発信する情報は、取扱いに注意を要する内容を含んでおり、実験材料・操作、解説の一部を非公開にしてあります。操作に一定のスキル・環境を要しますので、記事や映像を見ただけで実験を行うことは絶対にしないで下さい。詳細は、次の3書(管理者の単著作物)でも扱っているものがありますので参考になさってください。

  


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