紫キャベツ色素をしみ込ませた紙にpHの異なるいくつかの水溶液を塗りつけてカラフルな絵を描きます。
「解 説」
紫キャベツを絞り出して集め、紙に浸みらせます。少し乾かしてから、綿棒にpHの異なる水溶液を付着させて絵を描きます。あらかじめ鉛筆で薄く下書きをしておくと、何をどこに擦りつけるか迷わなくて済みます。pHの異なる水溶液としては、①塩酸 ②酢 ③ミョウバン ④重曹 ⑤炭酸ナトリウム ⑥水酸化ナトリウム などが良いでしょう。③のミョウバンは、はじめはやや酸性色(薄桃)を示しますが、次第にアルミニウムイオンの色素分子への配位の効果が強まり、濃い青を呈するようになります。もとの紫キャベツ色素の紫色とは微妙に異なるので区別はつきます。
紫キャベツ色素は、それほど多く必要としませんが、濃い液をあらかじめ抽出しておき、ペットボトルなどに入れて冷蔵(冷凍)保管しておくとよいでしょう。直前になってお湯で抽出しても良いのですが、加熱するとやや青みが強くなってもとの紫キャベツの色と異なってしまいます。
紙の材料ですが、普通の画用紙(厚め)でもかまいませんが、100円ショップで購入可能な紙コースターを使うと色素の浸透が早くてうまくいくと思い思います。
◇色素の色変化などについての解説は関連のページを参照してください
(2)紫キャベツでカラフル麺
◇このブログで発信する情報は、取扱いに注意を要する内容を含んでおり、解説の一部を非公開にしてあります。操作には一定のスキル・環境を要しますので、記事や映像を見ただけで実験を行うことは絶対(!)にしないで下さい。詳細は、次の3書(管理者の単著作物)でも扱っているものが多いので参考にして下さい。
◇著書(単著):『サクッと!化学実験(dZERO)』『高校教師が教える化学実験室』『実験マニア(亜紀書房)』


