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「動 画」模擬授業の様子
<指導案:3年_単元1「化学変化とイオン」p40-49> 【本時の展開】
学習過程   全50分 学習活動 指導上の留意点
導 入   5分 p42の写真を見ながら、フェノールフタレイン溶液がアルカリ性のものと反応時、赤色になることの確認。今回のめあてとして、フェノールフタレイン溶液の色を変化させるイオンが何なのかを調べることを板書して児童に提示。 フェノールフタレイン溶液がアルカリ性のものと反応したときのみ色が変化することを確認し直す。めあては大きく見やすく提示。
展 開   35分 実験操作の説明。その後に児童に実験を取り組ませる。  カッターで鉛筆を両端削る。片方は深めに削って、ワニ口クリップで挟みやすいようにする。 回路の作成。ステンレス皿にプラス側を接続。マイナス側には鉛筆を装着。  コニカルビーカーに、寒天、純水、硫酸ナトリウムを入れて、温度計でかき混ぜる。  中火で80℃程度まで加熱。液体が透明になることを確認させる。  寒天を冷ます。その間にろ紙にマジックで木を書く。木の幹や枝のみ。葉は書かない。  70~75℃まで冷めたら、フェノールフタレイン溶液を大量に入れる。ろ紙をステンレス皿中央にセット。その上から寒天を流しこんで固まるまで待つ。揺らして固まっているかを確認。  鉛筆を触れさせて、電気分解による色の変化で木に花を咲かせる。   ・片付け 準備物 コンロ カッターナイフ ろ紙 薬方皿 硫酸ナトリウム(少量)  フェノールフタレイン溶液 純水(100g) 寒天(1.0g) 黒マジック ステンレス皿 ワニ口クリップ(赤黒一セット)  9v電池 電池用スナップ 鉛筆 温度計 コニカルビーカー   カッターナイフは刃物のため、削るときは刃を自分とは反対側に動かすように削らせる。   実験の見回りを行い助言をしつつ、黒板に実験内容を図示。結果確認後、仕組みを書き足せるようにして置く。実験が早く終わった班からこのイラストを板書させる。   加熱を伴うため、保護メガネをさせ、注意を促す。   加熱を終了し、消火してからろ紙に絵を描かせる。温度に注意をしながら描くように促す。   片付けを行う際は、ステンレス皿の中身を燃えるゴミに廃棄。そのステンレス皿、温度計、コニカルビーカーを洗浄し、残りのものとまとめて返却・収納。
まとめ   10分 1.結果の確認。どの様な変化が見られたかを発問し、板書。   2.結果からアルカリ性のものが存在していることを確認。色の変化が水酸化物イオンであることを確認。また、水酸化物イオンを生じるものがアルカリであることを確認。   3.次時内容の提示。 1.結果とタイトルを書いたのち、箇条書きで児童から上がった意見を書いていく。   2. 黒板に実験の手順や仕組みを簡単にイラストに描き加えて解説。   3.今回の実験の手際の良さを褒めつつ、次回の内容について簡単に提示する。

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