※遠隔授業が途方もなく予想よりも長い期間に渡り、不本意な状況が続いています。いずれ状況が好転することを期待しつつ、引き続き取り組んで下さい。なお、4/28以降の指示に応えていない受講予定者が数名いるようです。至急対応してください。
下表は、生徒の学習到達度調査2018年調査(PISA2018)の一部です。この調査は、義務教育修了段階の15歳児(日本は、高校1年相当学年)を対象に、2000年から3年ごとに、読解力、数学的リテラシー、科学的リテラシーの3分野で実施(2018年調査は読解力が中心分野)されているものです。この図に関連して設問に答えなさい。
◇設 問
1.調査を実施したOECD(国際協力開発機構)は、日本における数学的リテラシー及び科学的リテラシーが安定的に世界トップレベルを維持していると分析している。かねてから、日本国内では、科学教育の衰退が指摘されているにも関わらず、このような結果が得られていることをどう考えたらよいか。自分の体験を踏まえながら考えを述べなさい。ただし、次の論点を踏まえ、200文字以内で述べること。
論点:この学力試験はいわゆるペーパー試験の点数の結果であり、必ずしも総合的な科学実践力を正確に反映しているものとは言えない。特に、日本は、いまだ厳しい学力競争社会にあって、学力を向上させる動機付けが強い。特に、この調査対象となっているのは高校1年生である。
2.表には、代表的な先進国と考えられている諸国(アメリカ・イギリス・フランス・ドイツ等)が上位に挙げられていない。一方、灰色部分である非OECD加盟国が各分野の上位を占めるという実態がある。この状況をどう考えたらよいか、自分の考えを200文字以内で述べなさい。
◇遠隔授業としての指示:設問1-2の回答をこの下のコメント欄に直接記入しなさい。出席確認機能も兼ねているので、可能な限り各授業時間内に回答すること。また、最初に「6/2・氏名」をわかるように記載すること。(内容は自動的に指導者に送られるがすぐには公開されない設定になっている)