塩化鉄(Ⅲ)水溶液を沸騰水に滴下すると、水酸化鉄(Ⅲ)コロイドが得られます。このコロイド粒子は、一定の大きさで水溶液中で安定しているもので、チンダル現象や凝析など、興味ある性質や現象を観察することができます。
□準備:判定試薬ビン(0.1 mol/L硝酸銀) 判定試薬ビン(0.1 mol/Lチオシアン酸カリウム 水溶液) 各試薬の水溶液1 mLずつ(0.5 mol/L塩化鉄(Ⅲ) 0.2 mol/L塩化ナトリウム 0.1 mol/L塩化カルシウム 2%ゼラチン) 0.1mol/L硫酸ナトリウム水溶液2mL 蒸留水 レーザー光源 ヒモ 割りばし セロハン1枚(15×15㎝くらい) pH試験紙 駒込ピペット2本
□操作メモ
…省略…
◇実験タイトル:水酸化鉄(Ⅲ)コロイドの性質
◇サブタイトル:ちょろいぞ、コロイド!
◇キーワード:チンダル現象 疎水コロイド 透析 凝析 塩析 保護コロイド
◇このブログで発信する情報は、取扱いに注意を要する内容を含んでおり、解説の一部を非公開にしてあります。操作には一定のスキル・環境を要しますので、記事や映像を見ただけで実験を行うことは絶対(!)にしないで下さい。詳細は、次の3書(管理者の単著作物)でも扱っているものが多いので参考にして下さい。
◇著書(単著):『サクッと!化学実験(dZERO)』『高校教師が教える化学実験室』『実験マニア(亜紀書房)』