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「模擬授業_実践記録」

<理科学習指導案>

日 時  令和4年6月 日( ) 4校時 14:50~16:20

場 所  都留市立文科中学校理科室

生 徒  都留市立文科中学校2年1組32名(男17・女15)

指導者(実習者)  都留文科大学3年

  • 単元名 「前線とその周りの天気変化」
  • 単元について

本単元は普段の生活においても重要な要素を含む天気について取り扱い、身近なものに関心を持つとともに、霧や雲の発生、前線や天気変化について実験と観察、考察を行うことで日本の気候の規則性および関連性を理解させる。

  • 単元の目標 

霧や雲の発生についての実験、観察を行い、そのでき方を気圧と気温及び湿度の変化と関連付けて理解すること。

前線の通過に伴う天気の変化の観測結果などに基づいて、その変化を暖気、寒気と関連付けて理解すること。

  • 題材指導計画:
    • 雲の出来方:生徒実験「簡易真空容器を使って雲を作る」
    • 実験のまとめと水の循環:雲のでき方と雨や雲
    • 気団と前線:気団と前線、温帯低気圧とは
    • 気団と前線:演示実験「暖気と寒気がぶつかった時」

ペーパークラフトの作成による演示実験の考察と前線付近の雲のでき方の考察 (本時)

  • 前線が通過した時の天気の変化

…                      以上 計5時限

  • 本時の目標 

これまで学習した雲のでき方、気団、前線と前線面を踏まえたうえで演示実験による暖気と寒気がぶつかった時の空気の進み方を見ること、ペーパークラフトを作成することによって前線、空気の進み方を理解し、温帯低気圧の理解を深める。そして前線付近にできる雲の様子を考察する。

  • 本時の展開 (次ページ参照)
  • 本時の評価
    • 演示実験とペーパークラフトの作成から前線、空気の進み方を理解し、温帯低気圧の理解を深めようとしている。
    • 演示実験とペーパークラフトの作成から前線付近にできる雲の様子を考察しようとしている。
  • 準備物等
    • 演示実験:水槽、牛乳50ml、水、暖かい(40℃)水、食紅(青)、絵の具(赤)、300mlビーカー、ガラス棒
    • ペーパークラフト:のり(各班1つ)、セロハンテープ(各班1つ)はさみ(各班1つ)
    • 板書用:温暖前線と寒冷前線の図、それぞれの前線での雲のでき方の図
  • 参考・引用

・学習指導要領(文科省)

10.【本時の展開】

学習過程 50分学習活動指導上の留意点
提示・導入 5分前時までの振り返り 前線面や温暖・寒冷前線、雲のでき方を学んだことも復習する。 めあて 暖かい空気と冷たい空気の進み方を確認し、温暖前線と寒冷前線での雲のでき方を考察しよう。            
3.プリント準備
1.ワークシートに復習するための穴埋めを用意し確認する。               2.事前授業で配布済みが望ましい
実験30分    演示実験を観察する。演示実験を見ながら空気の進み方を確認する。実験プリントに図を描く。                 ペーパークラフトを作成する。               3.ペーパークラフトを使って空気の進み方と雲のでき方を考察する。 ペーパークラフトの穴埋めをする。プリントに温暖前線と寒冷前線での空気の進み方を描く。プリントに温暖前線と寒冷前線での雲のでき方を描く。      生徒を水槽の見える位置に移動させ演示実験を行う。 ⑴水の温度が違うことと冷たい水を入れた時の冷たい水の進み方に注目して見るように伝える。 ⑵冷たい水は水槽の端から入れる。 ⑶見ながら書いてよいことを伝える。 ⑷冷たい水が暖かい水を押し上げるようにして進んでいることを確認する。   2.ペーパークラフトを作成させる。 ・工作作業は各班で進行速度が変わることが多いので全体の進行を確認しながら、同時進行で進める。 ・⑴のはさみでペーパークラフトを切り取る作業をしているときにセロハンテープとのりを配る。 教科書P.207に作り方があることを伝える。 ・生徒から質問などがあり答えた場合には全体に向けても共有する。 考察をプリントに記録させる。 ⑴班で穴埋めするところを決め穴埋めを行い黒板に書かせる。 ⑵⑶「上手く描こう」としないよう、指導する。 ⑶考察したそれぞれの前線での雲を黒板に書かせる。   ・手が止まっている生徒には演示実験での冷たい水の進み方の様子やペーパークラフトの穴埋め ・一人の生徒が気づいたことは他の生徒にも聞こえるように全体に向けて指導する。 ・班の中で意見交換をしてまとめていく形が望ましい。
まとめ・評価・片付け 10分実験結果発表 ⑴まとめ             片付け指示 ⑴テープとのりを返却する。 ⑵はさみを片付ける ⑶できたペーパークラフトは持ち帰る。   3.次回の内容確認穴埋め形式にして一定の結論に持っていく。 ⑴黒板に書かせたペーパークラフトの穴埋めを全体で確認する。 ⑵黒板に書かせたそれぞれの前線での雲を確認する。なぜそのような雲になるのか解説をする。   返却物・机上整理等確認 ・片付け終了したところから着席させると、手間取っているグループが把握しやすい。     3.次回は前線が通過したときの天気の変化について学習することを伝える。

11.板書計画:次のページ

 
めあて 暖かい空気と冷たい空気の進み方を確認し、温暖前線と寒冷前線での雲のでき方を考察しよう。
ペーパークラフトの穴埋め ア:   イ:   ウ:   エ:   オ:   カ:
  1班       2班         3班
4班                   5班

【プリント】

単元:温帯低気圧3Dペーパークラフトを作ろう

参考:教p.202、p.207

実施日時:     天候   気温  

 年 組 番 班 氏名        

【前時までの復習】

1.水蒸気を含んだ空気が上昇し気圧の低いところで膨張すると気温が下がる。そして①(    )よりも低い温度になると水蒸気が水滴や氷の粒になり②(   )ができる。

2.空気の塊を気団といい、性質の異なる気団がすぐには交じり合わず境界が出来たところを(     )という。

3.2.が地面に接したところを(    )という。

【目的】

これまで学習した雲のでき方、気団、前線と前線面を踏まえたうえでペーパークラフトを作成することによって前線、空気の進み方を理解し、温帯低気圧の理解を深める。そして前線付近にできる雲の様子を考察する。

【準備】

はさみ のり(各班1つ) セロハンテープ(各班1つ)

【作成】1班3-4人想定で1人1つ作る。

1.ペーパークラフトを作る

  • 教科書の一番後ろからペーパークラフトをはさみで切り取る。
  • ①の台紙を山折りにし紙の裏側ののりしろaをのりで貼り合わせる。
  • ⑥の台紙と①の台紙ののりしろbをテープで貼り合わせる。
  • ①の台紙に④の台紙と⑤の台紙をテープで貼りつける。
  • カードを裏返し、⑥の台紙の山型の部分の切れ込みを起こして②の台紙の穴に通す。
  • ②の台紙の紙をたわませながら①の台紙の切れ込みに通して②の台紙を表側に出しカードを閉じる。
  • ②の台紙を右方向へ引き出しのりしろの形に合わせて③をのり付けする。
  • ③の台紙の左端を④の裏側に差し込み①の台紙の切れ込みに人モデル1体をはめ込んで完成。
演示実験での冷たい水の進み方を描こう

2.観察・結果

⑴演示実験を見て気づいたことを書こう。

⑵ペーパークラフトを作って気づいたことを書こう。

※温暖前線と寒冷前線の進む先にある空気は暖かい空気?冷たい空気? など

⑴温暖前線と寒冷前線のそれぞれの前線では空気はどのように進むだろうか。

温暖前線の断面を描いてやじるしで空気の進み方を描いてみよう。
寒冷前線の断面を描いてやじるしで空気の進み方を描いてみよう。

4.考察

図で描いてみよう。

⑴温暖前線と寒冷前線ではどのようにして雲ができるだろうか。

気付いたことを書こう。

※どんな雲?

⑵ペーパークラフトの穴埋めしてみよう。

【片付け】

⑴テープとのりを返却する。

⑵はさみを片付ける

⑶できたペーパークラフトは持ち帰る。

【感想】


コメント一覧


返信2022年6月21日 4:17 PM

3班24/

・良い内容であったが少し早口だったと感じた。 ・ペーパークラフトと考察の関係性が少し薄いと思った。 ・机間指導が丁寧でとても良かった。

返信2022年6月21日 4:15 PM

4班24/

・机間指導をこまめにしていて、疑問に思ったところや作成で困っている時にすぐに確認できた。 ・作業を繰り返し説明していたので、1回で聞き取れなくても焦らず作業できた。 ・ペーパークラフトをせっかく作ったので、説明などで使用したらいいのではないかと思った。

返信2022年6月21日 4:15 PM

5班24/

貼る前に切り取りを全て終わらせておきたかった。 難易度が高いので、作業の手順の工夫が欲しかった。 演示実験の冷たい空気から暖かい空気を流し込む場合を見たかった。 楽しかったでふ。

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