マッチの頭薬を固い面にこすりつけただけで火がつきます。ちょっとした工夫が必要ですが、化学マジック的な演出が可能になります。
「解 説」マッチの横の茶色い側薬には、赤リンと摩擦熱を発生させるためのガラス粉が混ぜ込まれています。この側薬部分に水をつけて、マッチの頭薬部分をこすりつけておくと側薬自身が、頭薬部分に乗り移ってきます。乾燥させて、硬い面にたたきつけるようにこすると、頭薬の内部に側薬が含まれているので、発火するというものです。
マッチなどというツールは、すでに古典の世界に分類されてもおかしくないほど教材としては「過去の遺物?」の印象がありますが、工夫次第で魅力的な演示実験素材となります。ただし、この方法で作成したマッチは、すべてその場で使い切り、保管はしないでください。ちょっとした刺激で発火するおそれがあります。
「動 画」授業実践記録
□実験台は耐火性ですが、取り扱いには注意が必要です!
◇このブログで発信する情報は、取扱いに注意を要する内容を含んでおり、解説の一部を非公開にしてあります。操作には一定のスキル・環境を要しますので、記事や映像を見ただけで実験を行うことは絶対(!)にしないで下さい。詳細は、次の3書(管理者の単著作物)でも扱っているものが多いので参考にして下さい。
◇著書(単著):『サクッと!化学実験(dZERO)』『高校教師が教える化学実験室』『実験マニア(亜紀書房)』