地震波説明モデル地震の波-P波とS波の違いを視覚的に説明する実験モデル:P波は波の伝わる方向に物質が振動するので「縦波」、S波は直角方向に振動するので「横波」。ただし、S波は液体中は伝わらない。ダイソーでスリンキーの名で販売していたものを使っています。
「動 画」マジックスプリングを用いて
「動 画」山梨県立科学博物館の展示
<理科学習指導案>
「模擬授業_実践記録」2023.11.22
日 時 令和5年10月15日(木)4校時15:00~15:50
場 所 帝京市立科学中学校理科室
生 徒 帝京科学中学校2年1組32名(男17・女15 )
指導者(実習者) 帝京科学大学大学2年 教育実習生 K
指導教員 帝京科学中学校 教 諭
… 以上 計3時限
授業プリント、色鉛筆、PC
・学習指導要領(文科省)P70、気象庁、NHK for School、
【本時の展開】
学習過程 50分 | 学習活動 | 指導上の留意点 |
提示・導入 5分 | 1.発問
日本では年間どれくらい地震が起きているだろうか (1)各自予想させて、選択させる |
1.具体的な数字を見て、地震が身近に起きていることを感じてもらう
例 年100~500、500~1000、100~2000、 |
実験40分 | 1.発問
ニュースで聞く地震の言葉を発言させる 2.板書・解説 震源、震央、震度などを説明 3.p215の「地震の伝わり方」で地震の伝わり方を学ぶ (1)NHKの動画を見て伝わり方を確認 4.板書・解説 地震のゆれの記録方法を確認 5.P波・S波についてスリンキーを用いて、理解する |
1.教科書に載っている言葉がニュースでも使われていることを理解する。
2.用語が表す意味を解説する。 3.震度ごとに色を塗っていき、一定の速さで揺れが広がることを理解する。 (1)地震が同心円状に広がることを確認する。 4.初期微動や主要動について図を用いて、解説する。 5.二人一組でスリンキーを用いて、P波・S波が進むのを理解する。 |
まとめ・評価・片付け
5分 |
1.まとめ
授業内容を振り返って、確認 (1)地震の揺れの広がり方の確認 (2)P波・S波の特徴の確認 2.片付け |
1.授業内で解説した内容の振り返りを行って、理解を深める。
2.机を回って回収する。 |
【板書計画】
「ニュースでよく聞く言葉」
・地震…地下の岩盤がずれたときに発生したときの波
・震源…地震が発生した場所
・震央…地震の真上の地点
・震度…地震のゆれの大きさで、10段階で表される
「地震のゆれの記録」
・初期微動…初めの小さなゆれ
・主要動…初期微動の後にくる大きなゆれ
・初期微動継続時間…初期微動が始まってから主要動が始まるまでの時間
「地震の波」
・P波…初期微動を伝える波
・S波…主要動を伝える波
【生徒配布用_実験プリント】
実習1:地震の波の伝わり方
教科書p215
実施日時: 天候 気温
年 組 番 班 氏名
【めあて】
【実験目的】
地震のゆれ初めの時刻と地震の分布を調べて、ゆれの伝わり方の特徴を調べる。
【準備】
色鉛筆
【手順】
1.全ての観測点について、震央と各観測点のゆれが到達する時間に色を塗る
「模擬授業記録」2019