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図は、鉄粉と硫黄を加熱させ、化合物である硫化鉄を生じさせる実験の概要である。(画像引用:鉄と硫黄の混合物の加熱(山口, 2004,

日本化学会)

操作の概要としては…

1.鉄粉と硫黄の粉末を混ぜたものを試験管か筒状のアルミ箔に入れ、ガスバーナーで加熱する。

2.得られた硫化鉄を少量取り出し、薄い塩酸と反応させて反応を観察する。

以上を踏まえ、次の各設問に答えなさい。ただし、次のリンク先の解説を参考にすると良い。 →  鉄と硫黄の化合

「設問1」操作概要1の操作では、ある刺激性の気体が発生する。その気体とは何か、物質名を答えなさい。また、この操作上の問題点を指摘し、どのように工夫改善を図るべきか、100字以内で説明しなさい。

「設問2」操作概要2の操作では、有毒な気体が発生する。その気体とは何か、物質名を答えなさい。また、この操作上の問題点を指摘し、どのように工夫改善を図るべきか、100字以内で説明しなさい。


◇遠隔授業としての指示:設問1-2の回答をこの下のコメント欄に直接記入しなさい。出席確認機能も兼ねているので、可能な限り各授業時間内に考えをまとめて回答すること。最初に「6/16・氏名」をわかるように記載のこと。(授業開始直後から受付、コメント返信、名前をぼかして公開予定。)


コメント一覧

返信2020年6月16日 9:14 PM

匿名24/

6/16 口 1.二酸化硫黄 アルミホイルで粉末を入れることが不安定に思うので、試験管に入れて上部に脱脂綿を詰める方が安全に感じる。 2.硫化水素 危険な物質を故意に、においをかがせることが問題点であるため、なるべくにおいをかがせないようにする。 すいません、忘れていました。一応、提出させていただきます。

    返信2020年6月17日 9:05 AM

    さいえんすヨージ24/

    >1.二酸化硫黄…安全に感じる。  → 粉末をホイルに密閉すること自体に無理があることも指摘する >2.硫化水素 危険な物質を故意に、においをかがせる…  → 硫化水素の存在を確認するための別の方法が提案できればなお良い

返信2020年6月16日 7:15 PM

吉有24/

6/16よ 遅れてしまってすみません。 1.発生する気体は二酸化硫黄である。アルミニウム箔では発生した二酸化硫黄が漏れえてしまうので試験管で実験を行い、試験管の口には脱脂綿を詰めておき、十分な換気を行う。 2.発生する気体は硫化水素である。大変有毒な気体であるので十分な換気を行い、気体のにおいはなるべくかがないようにする。

    返信2020年6月16日 7:19 PM

    さいえんすヨージ24/

    >1.…発生した二酸化硫黄が漏れえてしまう…  → というより粉末をホイル絵包むのは難しいのではないかということ >2.発生する気体は硫化水素である。大変有毒な気体であるので…  → 熱も発生する そもそも嗅ぐ上での学習効果はあるのか?

返信2020年6月16日 3:39 PM

匿名24/

6/16 村 設問1 発生する気体は二酸化硫黄 アルミ泊では発生した気体が漏れてしまい、吸ってしまう可能性がある。十分な換気をし、試験管を用いて実験を行い、口を脱脂綿で閉じることで気体漏れを防ぐ。 設問2 発生する気体は硫化水素 反応後も高温が続くため、火傷する危険性がある。濡れ雑巾を使って冷ましてから実験する。発生する気体も強い毒性があるため、嗅がせない。

    返信2020年6月16日 3:56 PM

    さいえんすヨージ24/

    >設問1 …アルミ泊では発生した気体が漏れてしまい…  → ホイルで粉末を密閉するのは無理だろうな >設問2 …反応後も高温が続くため、火傷する…濡れ雑巾を使って冷ましてから実験する。発生する気体も強い毒性があるため、嗅がせない。  → 毒性が高いとわかっているから嗅がせないという判断が正しいだろう

返信2020年6月16日 3:36 PM

24/

1 粉末の硫黄が加熱したときに燃焼して二酸化硫黄が発生する。人の体に影響を及ぼす物質でもあるので換気をよく行い、試験管で行う場合は上に脱脂綿を詰める工夫がいる。 2 発生するのは硫化水素である。硫化水素は二酸化硫黄より危険な気体であるため、匂いを嗅ぐ際に注意が必要である。少しでも臭いが確認できたら水を加えて反応を止める。

    返信2020年6月16日 3:54 PM

    さいえんすヨージ24/

    >1 粉末の硫黄が加熱したときに燃焼して二酸化硫黄が発生…  → アルミホイルで粉末を密閉すること自体に無理があるかと… >2 …危険な気体であるため、匂いを嗅ぐ際に  → 嗅がせる必要性はあるのか?

返信2020年6月16日 3:28 PM

あし24/

6/16芦 設問1.二酸化硫黄 ピンセットで混合物を持つ位置が真ん中になっており、ピンセットに火が当たって熱してしまう恐れがあるので混合物の端を掴み逆側の端から熱するようにする。 設問2.硫化水素 硫化鉄と塩酸の反応から得られる気体は有毒であるため観察するというよりはにおいを確認する程度にして吸い込まないように注意し、換気をしながら行う。

    返信2020年6月16日 3:52 PM

    さいえんすヨージ24/

    >設問1.…ピンセットに火が当たって熱してしまう恐れがあるので混合物の端を掴み逆側の端から…  → まず、均等安全に加熱することは困難 >設問2.…気体は有毒…  → においを確認する科学的な意味についても再考

返信2020年6月16日 3:27 PM

匿名24/

6/16 秋 1.二酸化硫黄が発生する。アルミニウムはくを使うと熱している時に折れてしまうことがあるため試験管を用いて、上部に脱脂綿を詰め込むといい。 2.硫化水素が発生する。とても有毒な気体であるため、この操作を行う際には十分に換気し、においを確認する程度にする。

    返信2020年6月16日 3:51 PM

    さいえんすヨージ24/

    >1.…アルミニウムはくを使うと熱している時に折れてしまう…  → 粉末なので密閉は困難という点  >2.…とても有毒な気体であるため…  → 塩酸の濃度設定は?

      返信2020年6月18日 6:45 AM

      匿名24/

      1については粉末を密閉することが出来ないため、試験官+脱脂綿で行うのが妥当という事ですね。 2は発生した気体(硫化水素)は非常に危険であるため、においを嗅がせるのは教育的意義は感じられないがもしこの操作を行うのであればかなり薄めた塩酸を使った方が良いということですかね…?

        返信2020年6月18日 1:17 PM

        さいえんすヨージ24/

        >1については粉末を密閉することが出来ないため、試験官+脱脂綿で行うのが妥当…  → 粉末をアルミホイルに包んだところで二酸化硫黄は大量に発生するから、この時点でアウト!試験管+脱脂綿ならぎりセーフ。生徒にはぜひ見せたい魅力的な実験なので、換気扇の直下ならOKだと思う。 >2…硫化水素…いを嗅がせるのは教育的意義は感じられないが…薄めた塩酸を使った方が…  → 塩酸を薄めても実施しない方が良い。本音を言うとこんな臭いがしたら危険と指導することに教育的な意味はある。しかし、最近もタレント自殺などで用いられたといううわさもあり、もし気分が悪くなった生徒が一人でも出ると、今の状勢では理科教員は非難に耐えられないだろうよ。不本意だけど。

返信2020年6月16日 3:27 PM

hata24/

畑 1. 操作概要1の操作では二酸化硫黄(SO₂)が生成される。この二酸化硫黄は刺激臭のする気体である。そのため換気扇の下で行うか窓を開けて空気の流れを良くして行う必要がある。また、アルミホイルで巻いて行うのではなく試験管に入れて、綿で蓋をして行うと気体が外に漏れにくくなる。 2. 操作概要2の操作では硫化水素(H₂S)が生成されてしまう。この硫化水素は毒性がとても強い気体である。実験で生成した後すぐはまだ気体が広がっていないため高濃度である可能性がある。そのため匂いを嗅がせなければならないのであるなら少し時間をおいてから風通しの良いところで嗅ぐようにする。また加える塩酸の濃度を薄くし少量で反応することを生徒に説明してから実験を行う。

    返信2020年6月16日 3:49 PM

    さいえんすヨージ24/

    >1.操作概要1の操作では二酸化硫黄(SO₂)が生成…  → 粉末を使用する点がポイント >2.操作概要2の操作では硫化水素(H₂S)が生成…風通しの良いところで嗅ぐようにする。  → そもそも嗅がせることは妥当なのか?

返信2020年6月16日 3:20 PM

24/

6/16 佐 1、この操作では二酸化硫黄が発生する。画像のように操作を行うと発生した気体がそのまま流れ出てしまう。試験管内で反応を行わせ、上部に脱脂綿を詰めて流れ出る気体を少なくしつつ換気を十分に行う必要がある。 2、この操作では硫化水素が発生する。毒性の強い気体であるため不要な曝露を避け、換気を十分に行う。また水によく溶ける気体のため反応が確認できたら水を入れ、反応を止めるとともに気体の流出を少なくする必要がある。

    返信2020年6月16日 3:46 PM

    さいえんすヨージ24/

    >1、この操作では二酸化硫黄が発生する・・  → 粉末を扱うという点に着目してもらいたい >2、この操作では硫化水素が発生する。毒性の強い気体であるため不要な曝露を避け…  → 学習面での意義についても再考する必要性は?

返信2020年6月16日 3:20 PM

24/

6/16 濵 1. 二酸化硫黄/加熱時に温度が超高温になり危険なので、安全性の確保のためにアルミ箔とピンセットよりも試験管と試験管ばさみ、脱脂綿を用いるべきであると考える。 2.硫化水素/具体的にどのように塩酸を加えるか言及されていない。また操作手順1でも言えることだが、換気など反応の停止方法など安全面への配慮が皆無

    返信2020年6月16日 3:44 PM

    さいえんすヨージ24/

    >1. …温度が超高温になり危険なので…   → 温度だけが問題なのか? >2.硫化水素/具体的にどのように塩酸を加えるか…  → 濃度が問題ではあるが…

返信2020年6月16日 3:11 PM

ひろ24/

6/16 廣 1.二酸化硫黄 十分な換気が必要になる。 また、アルミニウム泊を用いた方法では、どうしても二酸化硫黄が発生してしまうため、試験管を脱脂綿で塞ぎ、その中で加熱するという方法の方が安全性は高い。 2.硫化水素 十分な換気が必要になる。 十分に冷ましてから操作しないと、反応後はかなりの 高熱状態が続くため、やけどしてしまう危険性がある。

    返信2020年6月16日 3:18 PM

    さいえんすヨージ24/

    >1.二酸化硫黄…アルミニウム泊を…  → 二酸化硫黄の発生はどうして問題なのか?その気体の性質に触れた上で… >2.硫化水素…十分な換気が必要になる。  → 有毒であることに触れる。そもそも、実験で塩酸と反応させることの学習上の意味はあるのか?

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