• 教材や実験の開発情報

化学基礎実験7回①:火を取り扱う基礎実験の続きで「ガラス細工」を実施。ガラス切断~加熱~膨らませて曲げ加工~放冷まで。その後は、シリコンにボーラーで穴をあけ、L字管として、気体誘導に使います。

<実験NOTE:学生用 要提出のもの 一部公開>

ガラス細工による実験器具の作製

  1. 準 備

ガラス管(内-外径:4-6mm) 定規 作業板 ヤスリ ブンゼンバーナー 金網 ふたまた試験管 シリコン栓(4号) ボーラー シリコン管(内-外径:6-8mm)

  1. L字型管の作製:ひとり1本
  • ガラス管(内-外径:4-6mm)を作業板上で横に置く。 → 注意点:
  • 手で押さえながら、ヤスリでガラス管端から20㎝付近(定規で測る)に傷をつける。 → 注意点:
  • ガラス管を両手で持ち、傷の反対側に両親指を揃え、外側に向かって力を入れて切断する。 → 注意点:
  • ガラス管を回転させながら、ブンゼンバーナーで8㎝付近を溶融させる。
  • 炎から出し、ガラスの一方から息を吹き込みながらL字に曲げる。
  • 曲げた部分を炎中に入れたり出したりを繰り返し少しずつ冷やしていく。 → 理由:
  • ガラスを金網等の上で完全に冷やす。
  • 長さ調整のためガラス管の一方から約10㎝を切断する。 → 使用するふたまた試験管に合わせる。
  • L字型ガラス管や残りのガラス管のそれぞれの切り口を溶融してまるめる。先端が丸みを帯びてきたら、少しずつ炎から遠ざけていく。
  • ガラスを金網等の上で完全に冷やす。
  1. 気体誘導管の作製:各班1個のみ
  • シリコン栓(4号)の中央部分にボーラーで穴を空ける。
  • ガラス管をシリコン栓(4号)の穴に通す。 → 注意点:
  • シリコン管(チューブ)をつなげる
  1. 完成図:各部分のサイズ(ガラスとシリコン管の口径外径・シリコン栓号なども)を記入

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。