• 教材や実験の開発情報

今朝のテレビ番組(NHK『あさイチ』:2019.12.19)で、この件についての特集がありました。関連の動画でもアクセスがあるようなので記事を更新しました。ただし、この記事には危険を伴う内容が含まれています。特に、実験には相当なスキルと環境が必要になりますので、内容を拾い読みしただけで実施しないでください。

なお、サイト内に関連ページがあります → 電子レンジによってスパークが起こる件:電子レンジにチャレンジ


 

日本テレビ『ザ、世界仰天ニュース』(12/11放送):肉まんを電子レンジで加熱し過ぎて発火事故に至ったメカニズムについて監修を担当しました。

食品中に含まれる水分は、レンジのマイクロ波に反応して熱を発します。過熱によって水分が抜けていくと炭化が進行していきますが、炭自身(単体の炭素)に導電性があり、導体中を移動する電子によってスパークを起こしやすい状況にあったものと考えられます。また、食品中の油脂(可燃性)が蒸発していたため、そこに引火したものでしょう。特に、気化した油脂と空気が一定の割合(燃焼範囲・爆発範囲)になっていると、激しい燃焼が起こります。


◇このブログで発信する情報は、取扱いに注意を要する内容を含んでおり、実験材料・操作、解説の一部を非公開にしてあります。操作に一定のスキル・環境を要しますので、記事や映像を見ただけで実験を行うことは絶対にしないで下さい。詳細は、次の3書(管理者の単著作物)でも扱っているものがありますので参考になさってください。

  


コメント一覧

返信2019年12月19日 8:51 AM

レンジで火の玉 | らくらく理科教室25/

[…] なお、サイト内に関連ページがあります → 中華まん(肉まん)がレンジで爆発! […]

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