• 教材や実験の開発情報

赤リンの粉末を金床にのせ、ハンマーで軽くたたくだけで発火します。

□注意を要する実験です

「解 説」

動画では、赤リンをテープのフィルムに封じて、ハンマーで強打しています。リンが物理的な衝撃による熱で発火し、空気中の酸素と化合して、十酸化四リンとなります。

4P + 5O2 → P4O10

十酸化四リンは、水に溶解してリン酸を生じます。

P4O10  + 6H2O  → 4H3PO4

なお、リンの単体としては、同素体である赤リンと黄リンが良く知られています。赤リンは、安定して扱いやすく、マッチの側薬にも用いられている身近な物質です。しかし、黄リンは猛毒の危険物であり、空気中で60℃程度で自然発火するため、学校現場ではまず扱うことができない物質となっています。


◇このブログで発信する情報は、取扱いに注意を要する内容を含んでおり、解説の一部を非公開にしてあります。操作には一定のスキル・環境を要しますので、記事や映像を見ただけで実験を行うことは絶対(!)にしないで下さい。詳細は、次の3書(管理者の単著作物)でも扱っているものが多いので参考にして下さい。

◇著書(単著):『サクッと!化学実験(dZERO)』『高校教師が教える化学実験室』『実験マニア(亜紀書房)


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。