• 教材や実験の開発情報

※2020前期は実にとんでもないことになってしまった。大学の方針ではあるが、全部が遠隔となったのは、せっかく受講してくれた諸君にとっても不本意なことだったろう。特に、理教法Ⅲでは15回全部で実践的な実験を準備していただけに、教科担当としても痛恨のコロナ騒動であった。しかし、いよいよ苦肉の策のリモート授業もこれで完結となる。最後まで、しっかり取り組んでもらいたい。


次の動画は、中3生物分野(教科書p96-)の遺伝子の本体に関わる実験を紹介したものである。動画を視聴した上で設問に答えなさい。

「設 問」

  1. 分散するDNAを抽出するのに、食塩を用いている理由は何か、50文字程度で答えなさい。(動画1:10過ぎ)
  2. DNA抽出にブロッコリーが適している理由をどのように説明しているか、50文字程度で答えなさい。(動画1:50あたり)
  3. 無水エタノールを用いる理由をどのように説明しているか、50文字程度で答えなさい。(動画5:00以降)
  4. ものはついでに次のリンク先のアンケートに回答願いたい!遠隔授業のため、他の科目よりも理教法Ⅲの諸君の方が頼みやすいという事情もある。よろしく頼む → アンケート

◇遠隔授業としての指示:最初に「8/4・氏名」をわかるように記載し、設問1-3の回答をこの下のコメント欄に直接記入しなさい。アンケート回答に感謝する!


コメント一覧

返信2020年8月4日 4:02 PM

23/

8/4・荒 1.DNAの鎖どうしは同じ電荷で反発し合う。そのため、電解質の食塩を加えることで電荷が中和され分子鎖が不安定になり沈殿しやすくなる。 2.ブロッコリーの花のつぼみは成長が著しく、細胞分裂が活発である。そのため、ブロッコリーのようなつぼみが多いものが適している。 3.DNAはエタノールの方には溶けにくか軽い。水の方からエタノールの方に移動してくることによって析出する。

    返信2020年8月4日 4:05 PM

    さいえんすヨージ23/

    >3.DNAはエタノールの方には溶けにくか軽い…     → 溶けにくいと繊維状になって観察しやすいというところを詳しく

返信2020年8月4日 3:56 PM

23/

8/4 佐 1、水溶液中で電気的に反発しあって分散しているDNAを電気的に中和し、凝縮しやすくするため。 2、活発に細胞分裂が行われている若い細胞であるつぼみの部分がたくさん集まっており、DNAの相対的な量が多いから。 3、DNAは水溶性はあるが無水エタノールには溶けにくいため、析出させて観察できるようにするため。

    返信2020年8月4日 3:58 PM

    さいえんすヨージ23/

    >2、…若い細胞であるつぼみの部分がたくさん集ま…     → 現実的には、季節に関係なく、実験材料として入手しやすい面もある

返信2020年8月4日 3:50 PM

あし23/

8/4・芦 1.DNAの分子鎖どうしは同じ電荷で反発しあうことで水溶液中で安定して存在しているので、そこに電解質を加えると電荷が中和されて分子鎖が不安定になって凝縮し沈殿しやすくなるから。電解質として食塩を用いるのは身近にあり安価で手に入りやすいものであるから。 2.ブロッコリーの花芽部分では細胞分裂が活発に起こっており、細胞が小さいので破壊してDNAを取り出すのが容易であるため。また、精巣などのほかの材料より1年を通して安定して手に入れられるため。 3.得られたDNAは水溶性ではあるがエタノールに不溶なため、エタノールを加えることによって軽いDNAが上方に移動し白い繊維状の物質として分離し現れるから。

    返信2020年8月4日 3:56 PM

    さいえんすヨージ23/

    >1  → 〇    >2 →  〇    >3.…エタノールに不溶なため…     →  しかもエタノールの密度は水より小さい  不溶性の繊維として観察採取しやすいということもあるかもしれない。

返信2020年8月4日 3:41 PM

tagu23/

8/4 口 1.溶液中に分散しているDNAを凝縮させるため。また、DNAとたんぱく質を分離させるため。 2.ブロッコリーは花になる部分が小さな細胞の集まりのため、効率よくDNAを採取することができる。 3.溶液に溶けているDNAは軽く、エタノールには溶けにくいため、エタノール層に浮いてきたときに目で見ることができるようになる。

    返信2020年8月4日 3:46 PM

    さいえんすヨージ23/

    >1.溶液中に分散しているDNA…    →  分散しているというのは、どういうことか?コロイド状?

返信2020年8月4日 3:33 PM

23/

8/4 よ 1.水溶液中に散らばったブロッコリーのDNAを凝縮させる役割を持つ。 2.新鮮なブロッコリーを使うことで、実験で使う花の部分の成長が著しいため、DNAがおおく生成され実験の成果を得やすい。 3.DNAは水には溶けやすいが、エタノールには溶けにくい。今回エタノールをいれることで、水の層からエタノールの層に析出することができる。

    返信2020年8月4日 3:44 PM

    さいえんすヨージ23/

    >1.水溶液中に散らばったブロッコリーのDNAを凝縮…     → もう少し化学的にいうと…静電気的に安定したところに…?

返信2020年8月4日 3:20 PM

hammer23/

8/4 hammer 1.DNAは大量のリン酸のマイナスの電荷同士で反発して沈殿しにくい。食塩を加えるのはナトリウムイオンとリン酸イオンで電荷を中和し分子鎖を不安定にして沈殿しやすくするため 2. ブッコロリーの蕾の成長が著しいと言うことは、小さい細胞⇒核=DNAが多いと考えられるから 3.DNAは軽くエタノールに不溶な性質を利用し水の層からエタノールの層に析出させ観察する為

    返信2020年8月4日 3:43 PM

    さいえんすヨージ23/

    >3.DNAは軽くエタノールに不溶な性質を利用し…     → 観察しやすい繊維状となって分離してくるということか?

返信2020年8月4日 3:17 PM

23/

8.4 廣 1.DNAは染色体の中でヒストンタンパク質と結合している。その結合を離すのに塩化ナトリウム水溶液を用いるため。 2.まず、安価であること。そして、DNAの含有量が多く、細胞を破壊しやすいため、DNAを観察しやすいから。 3.エタノールは水よりも比重が軽いため、静かに水に注ぐと2重の層ができる。すると、接触面からDNAが析出し、エタノール層に沈殿が浮かび、観察しやすいから。

    返信2020年8月4日 3:42 PM

    さいえんすヨージ23/

    >3.エタノールは水よりも比重が軽い…     → 密度が小さいことと析出すことの関連は?

返信2020年8月4日 3:11 PM

23/

8/4 村 設問1 電解質を加えることで、水溶液中に分散し同じ電荷を持ち反発しあっているDNAを中和し凝集沈殿させるため。 設問2 ブロッコリーの花芽部分は細胞分裂が活発でDNAを濃縮状態で得られ、細胞が小さくDNAが取り出しやすいから。 設問3 DNAは無水エタノールに溶けにくく軽いため、DNAが上方に移動し繊維状の白い物体に分離するから。

    返信2020年8月4日 3:41 PM

    さいえんすヨージ23/

    >設問2 …花芽部分は細胞分裂が活発でDNAを濃縮状態…     →  実験材料としては入手しやすいというメリットもある。

返信2020年8月4日 3:10 PM

hatake23/

8/4畑 1.食塩水にはDNAとタンパク質の結合を切る働きがありDNAを凝集させる働きがあるため。 2.ブロッコリーの蕾には小さい細胞が多く集まっているため他のものに比べ核が多くDNAが多く存在する。 3.食塩水にはDNAは溶けやすいがエタノールには溶けにくいため、段々とエタノール層へと析出する。エタノールが低温の方がDNAの溶解度が下がり析出しやすくなる。

    返信2020年8月4日 3:40 PM

    さいえんすヨージ23/

    >1.…の結合を切る働き…     → 静電気的な安定を崩す。広い意味での塩析。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。