UA-119493607-1 炭酸アンモニウムの熱分解反応 | らくらく理科教室
  • 教材や実験の開発情報

加熱によって、アンモニアと二酸化炭素が発生してきます。アンモニアは水に溶けやすいので1番目で水にトラップされ、BTBが青色に変化します。二酸化炭素の多くはここをスルーするので、2番目のトラップで、BTBが黄色に変化するわけです。この熱分解の化学反応式としては、

(NH4)2CO3  → 2NH+ H2O + CO2

「動 画」1分過ぎから色が劇的に変わる

ただし、実験ではなかなら先述の説明の通りにはなりません。それは、加熱を始めると試験管内に溜まっていたアンモニアが先に出て2番目のトラップまでも青くしてしまうのです。すぐに二酸化炭素があとを追いかけて1番目のトラップのアンモニアを中和してしまうのでいったん、両方とも黄色くなるという現象が観察されるのです。熱分解によって生成したアンモニアと二酸化炭素の影響が上回るのは1分過ぎくらいであることがわかります。

画像」BTBは、きちんと中性・緑色に調整しておくと見栄えがよい。

〇理教法_2年化学_化学変化と分解_p18:炭酸アンモニウムの熱分解反応

◇このブログで発信する情報は、取扱いに注意を要する内容を含んでおり、実験材料・操作、解説の一部を非公開にしてあります。操作に一定のスキル・環境を要しますので、記事や映像を見ただけで実験を行うことは絶対にしないで下さい。詳細は、次の3書(管理者の単著作物)でも扱っているものがありますので参考になさってください。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です