光が鏡に当たる場合に、入射角度と同じ角度で反射する性質を利用します。物が浮いているように見えたり、消えたりしかたのように思えるようなしかけをした工作をしました。お金を投入しても、音がするだけでお金が消えたように見える「貯金箱」がよく知られています。
「動 画」作成方法完全版_オンライン教材化(検討中)
「動 画」
理科教育法「1年物理」光の反射~不思議な貯金箱の工作p144
理科教育法Ⅲ_学生指導案
◇授業研_指導案(略案)_1年「光の性質_不思議な貯金箱工作」s
【本時の展開】
学習過程 50分 | 学習活動 | 指導上の留意点 |
提示・導入 5分 | 1.中1理科教科書で光の説明P141,142
光源,光の反射の項目整理 2.実験の手順確認 完成品を観察する 3.班ごとに分けた道具を取って戻る。 |
工作で時間が足りなくなる可能性が高いので、指名はせずに説明する。
配布プリントを見てもらいながら、それに沿って手順を説明する。 生徒たちに前に集まってもらい、戻る際に道具を持ってかえる。 実験に必要なもの 工作用紙 のり セロハンテープ ハサミ カッター ミラー カッターの下敷き キャラクター消しゴム ボンド 定規 折り紙 |
実験(工作)35分 | ※最初にキャラ消しを鏡に映ったとき形になるように半分に切って、ミラーのきれいに反射する側に張り付ける。ボンドが乾くまでおいておく。
1.工作用紙を各班に2枚。プリントの図の通り半分に切り抜く。 2.工作の方法の説明プリントの図をハサミで切り抜く。 3.工作用紙に仮貼り 4.工作用紙に切り抜くための目印の線をシャーペンなどで描く 5.型紙の形に切り抜き、貼り付けた型紙を外す。 6.カッターで窓とコイン入れを切り抜く。 7.折り紙を工作用紙に合わせて切り貼る。折り紙の切り方は型紙に模様がつけてあるので、」その通りに切る。 8.ミラー貼り付け。 9.山折り谷折り 10.のりしろ部分をテープで貼って組み立て。 11.実際にお金を入れてみよう。 |
※粘土はミラーの表に貼ること。ミラーには表裏があるので気を付ける。表の方がキラキラしていて、裏は少し濁った反射をする。
※1.各班に1人分ずつ余るので、使わなかった分は片付けの時に回収する。 ※3.後ではがすのでべったりつけないこと。 ※6.刃物の取り扱いに十分注意すること。机を傷つけないように下にシートを敷くこと。 ※8.テープは裏面から貼ること。 のりしろ部分を外に出してテープを張る。 |
まとめ・評価・片付け
10分 |
1.片付け指示
2.まとめ 3.感想記入 |
鏡を使って光の反射を利用すると、不思議な見え方をする物を作ることができる。 |
感想
◇このブログで発信する情報は、取扱いに注意を要する内容を含んでおり、実験材料・操作、解説の一部を非公開にしてあります。操作に一定のスキル・環境を要しますので、記事や映像を見ただけで実験を行うことは絶対にしないで下さい。詳細は、次の3書(管理者の単著作物)でも扱っているものがありますので参考になさってください。