UA-119493607-1 ぶんぶんごまで遠心分離:監修を担当しました | らくらく理科教室
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『理科教育ニュース』(少年写真新聞社)3/18号「ぶんぶんごまで遠心分離」を監修しました。

「解 説」

ぶんぶんごまは、小 さな子どもでも手軽に作ることのできる伝統的な玩具として広く親しまれてきたものです。こ の玩具の動きや特性には、多くの興味深い要素があります。

〇手ごたえのある優れた玩具:慣性による回転のエネルギーやひもの伸縮のはずみにより、かなりの高速回転を得ることができます。また、大きなうなり音を伴う のと、板に描いた模様の変化を楽しめる点も魅力です。身近な材料で安価・安全に作れる、優れた教材であ るといえます。

〇遠心分離機の原理にも通じる:遠心分離機は、回転運動によって生じる向 心力と反対方向に働く遠心力を利用して、よ り密度の大きな成分を円運動の外側の壁に 押さえつけて成分を分離するものです。例えば、血液を容 器に入れ、高速回転下に置くと、密度の大き な赤血球などは容器の下方に移動(沈降)し、 その他のやや透明な血 けっ 漿 しょう 成分と分離されます。

〇ぶんぶんごまでマラリアの診断に?:スタン フォード大学の物理生物学者マヌ・プラカッシュ氏らは、改良したぶんぶんごまで、マラリア原虫を分離したことを報告しています。

「参考文献」Powell, D.「ぶんぶんゴマが遠心分離機に」『Natureダイジェスト』 14(3):4-5 , 2017 ・Bhalma, M. et al.「Hand-powered ultralow-cost paper centrifuge」 Nature Biomedical Engineering 1-0009, 2017

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理科教育ニュース2019.3.18 → 少年写真新聞社


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