UA-119493607-1 ヨウ素の昇華 | らくらく理科教室
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ヨウ素の昇華:水は、条件により固体、液体、気体の3つの状態をとるのでわかりやすいです。しかし、そうならない物質の方が多く、現象としても常に起こっているといっても良いくらいです。ここでは、ヨウ素を用いて、物質の状態変化を利用した混合物の分離について触れました。

「動 画」ヨウ素と塩化ナトリウムの混合物を加熱する

「解 説」教科書的には、固体の物質が液体を経ることなく直接に気体、あるいは気体から固体に状態変化すること、とされています。実験では、ビーカーに少量のヨウ素と塩化ナトリウム混合し、ゆるやかに加熱しています。次第に、紫色の気体がビーカー内に充満してきますが、次第に冷却用水の入ったフラスコ面にキラキラしたヨウ素の結晶のみが析出してくるのが観察できます。塩化ナトリウムは簡単には蒸発しないので、白い結晶のままビーカー底に残るというものです。

気体になりやすい分子結晶とイオンからなる結晶が分離される、わかりやすい実験ではありますが、実際の操作ではいくつか注意点があります。昇華してきたヨウ素の吸入をできるだけ避けるため、十分な換気が必要です。ビーカーとフラスコの接する部分、特にビーカーの注ぎ口には、濡れた紙で厚めに封じておきましょう。さらに、終了後は、フラスコ底部の結晶を布でふきとり、指定のゴミ袋にまとめて、指導者の方が処分するようにしてください。(特に、屋内に放置しないこと)

◇このブログで発信する情報は、取扱いに注意を要する内容を含んでおり、実験材料・操作、解説の一部を非公開にしてあります。操作に一定のスキル・環境を要しますので、記事や映像を見ただけで実験を行うことは絶対にしないで下さい。詳細は、次の3書(管理者の単著作物)でも扱っているものがありますので参考になさってください。

 


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