「化学基礎実験A・B オリエンテーション」 番号無し文字のみ
担当 山田 暢司(ようじ) (2Fに常駐)
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- 重要事項!:遅刻厳禁・余裕をもって出席!遅れてやって来て、どこ座る~白衣忘れた…前の週に欠席してそのまま放置…プリントないんですけど…的な個人的無駄なやりとりをしている時間はないです。
- 実験を実施するにあたって
- この科目で重視すること
- 実験で取り扱う内容の多くに、中~高校で履修する題材が含まれている。それは、化学の学習内容の理解も大切だが、教育現場における指導力育成という側面をより重視しているからである。
- 実験に必要な知識・理論を整理し、その狙いを踏まえ必要な器具や試薬の取り扱いに習熟する。また、安全に配慮しながら観察や記録に重点を置いた「実験スキルアップ」の機会とする。
- 出席管理・成績
- 教 室:S4化学実験室
- 時間厳守:概要説明後に途中から実験に参加・合流は危険であり、事故を招くおそれがある。他の学生が混乱し、迷惑でもある。実験に関しては「遅刻でも受講しないよりマシ」という考え方はない。
- 欠席の扱い:2時限連続実施のため、1日の欠席の影響が大きい。(実験を欠席した場合でも、すべての実験NOTE・指定レポート提出は必須) 実験操作に関わること自体が授業の主目的でもあるので、複数回の欠席での単位認定はかなり厳しいと考えて欲しい。(※教育実習などの公的な理由がある場合は配慮するが、事前に申し出ること。)
- 成績:実験への取り組み+実験NOTE+提出レポートを総合的に判断
- 再履修者は事前に申し出ること。
- 準備物・服装など
- 参考書:『フォトサイエンス化学図録』(数研出版)など、同等の資料集であればよい。
- 服装:白衣着用(大きめのタオルも)
×かかとが高いとか地肌が広く出る靴
×長髪
・保護眼鏡必須;度の入っていない100円ショップ製品でも可。普段眼鏡(×コンタクト)をかけている人はそのままでもかまわない。ただし、プラスティックレンズは熱や有機溶剤に弱いので注意。
・有機溶剤アレルギーなど体質的に心配な者は事前に申し出る。
- その他:実験観察や記録のためのカメラ等があると良い。ただし、取り扱いに注意。
- 実験班編成
- 班単位での作業分担やその意義について:授業中に指導する
- 班編成について:後ほど指示する
- 実験NOTEの扱い:事前配布するプリント集
- 1~12回の実験テーマから、書き込みや観察などにより構成されている。1回の授業日に複数の実験テーマを実施の場合もある。
- 授業の終了までに完成させて提出。→重ねてホチキスで仮留め → 次回返却後、ファイルに綴じておく。
- 様式指定レポート作成・提出について
- 実験テーマのうち、特に「様式指定レポート」にしたものがある。卒業研究論文作成のための一定のスタンダードな形式(※詳細はあとで指示する)にまとめる。(実験NOTEとは別!)
- 該当の実験テーマ、その様式や提出期限等について、あらためて指示する。
- 実施実験テーマ:予定では12テーマの実験を順次実施していく。ただし、器具や材料の関係、順序変更や内容が差し替えになる場合もある。
- 基本操作:試薬の秤量、加熱操作・溶解・試薬の廃棄など・可燃性気体と液体の取り扱い:熱分解性物質やエタノールの燃焼と爆発
- 実験教材の工夫:炎色反応を用いて~バイルシュタイン反応・電気器具の取り扱い:イオンからなる物質の性質を調べる
- 劇薬(強塩基など)の取り扱い:糖類の酸化還元反応
- 化学反応式と物質量の関係:気体の状態方程式~デュマ法による分子量測定
- 中和反応:指示薬とpH~二段階中和滴定
- 酸化還元反応:テルミット反応~メッキ
- 電池の製作と電気量:電気量や内部抵抗など電池性能の測定
- ガラス細工など