基礎化学の講義で、木製球と竹ひごなどで作成した黒鉛とフラーレンの模型を紹介しました。これらは、恩師である小倉毅先生の自作品で、それをそのまま教材として使わせていただいているものです。材料費としては、さほどかかってはいないでしょうが、製作スキルと時間を考えると、数万円で済むかどうか。ずっしりと重量感もあり、結合部分もしっかりしていてゆがみもありません。施設に展示しても良いくらいのレベルです。実際、小倉先生が教員研修会で指導されているネタでもあります。私?ワタクシにはとても作れそうにありません。模型ですが、黒鉛はその層構造と層のずれもきちんと表現されています。フラーレンも32面体がゆがむことなくしっかりとした球を構成しています。
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