PETと風船を用いた簡単工作:肺の機能を学ぶ実験教材の作り方を紹介しています。
□動画で用いた風船が小さ過ぎたので、もう少し大きい11インチくらいのものを用いると良いです。
「解 説」
横隔膜に見立てた風船を下に引っ張ると、ボトル内部の圧力が低下するので、外部から肺に見立てた2つの風船内部に空気が入り込みます。反対に、ボトル内部に押し込むと、逆のことが起こり、肺の風船は萎んでしましまいます。これを繰り返すと、呼吸動作である吸って吐いてを表現することができるのです。
人間は、呼吸という動作によって空気中の酸素を取り入れ、酸素は肺の中にある細い血管の壁を通過して、血液中に取り込まれます。また、各細胞組織からは老廃物となる二酸化炭素は血液によって肺に運ばれ、空気中に排出されます。このような動作は、横隔膜という特殊な筋肉による、絶妙な動きによって行われています。実際の体では、横隔膜はろっ骨に覆われた胸腔の下部に配置しています。
▽風船(ダイソー バルーンアート 11インチ(27.9㎝) 15個入り) ストロー4㎝ ペットボトル(炭酸用クリアハードタイプ 模様ナシ) ビニールテープ
「動 画」模擬授業実践記録