• 教材や実験の開発情報

アルミホイルとプラカップを用いて、電気をためる教材を作ります。電気がたまる仕組みと、コンデンサーという機器について説明するものです。

塩ビ管で発生した静電気(この場合は負電荷)を一方のアルミホイルに近づけると、もう片方のアルミホイルのプラカップ側に正の電荷が集まってきます。2枚のアルミホイルは、絶縁体であるプラカップを隔てたキャパシタとみなすことができるわけです。3個のプラカップと2枚アルミホイルによる3層構造のキャパシタは、装置全体として電気をためるコンデンサーに見立てることができるのです。LEDをつないでおき放電させると、ほんの一瞬だけ発光を観察することができるというものです。また、動画の中では、発電機を用いて既製品のコンデンサーに電気がたまることを演示しています。

なお、ライデンびんという表現ですが、これはオランダのオランダのライデン大学のピーテル・ファン・ミュッセンブルークが、ガラス瓶と水を使い電気を貯める仕組みを発見したことに由来します。

◇参考:理科の備忘録 (id:science_memo)


◇このブログで発信する情報は、取扱いに注意を要する内容を含んでおり、実験材料・操作、解説の一部を非公開にしてあります。操作に一定のスキル・環境を要しますので、記事や映像を見ただけで実験を行うことは絶対(!)にしないで下さい。詳細は、次の3書(管理者の単著作物)でも扱っているものが多いので参考にして下さい。




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