「模擬授業_実践記録」電池ができる金属と水溶液の組み合わせ:2019.11.26 Y君
〇難度の高い題材:声が大きく指示が明確、進行・授業運営はうまい。
〇前に集めての実験の指示:プリントを見ながらでないと説明が理解できないのでは?
〇使うビーカーの在庫チェック:200 mLビーカーに水溶液100 mLの想定の実験。300や500 mLビーカーでは、金属板に接触する面積が不足していたのではないか…。Mgリボンの長さ不足?塩酸の量を増やす方がよかったか?
〇操作途中で金属板をふき取るのにティッシュペーパー?一部雑巾を使っていた、雑巾の上に置くのか、プレート上なのかの指導。
〇まとめかたが上手い:予想通りの結果にならなかった班は多かったが、そのわりにえらく自信たっぷりにうまくまとめてた。
理科教育法指導案
「第3学年 単元2 化学変化と電池」 担当者 Y
【本時の展開】
学習過程 | 学習活動 | 指導上の留意点 |
導 入
5分 |
1.演示実験の観察 | 1.演示実験で何が起こっているのかを考えさせる。(レモン、まな板、包丁、ぞうきん、銅板、マグネシウムリボン、電子メロディー、導線) |
展 開
35分
|
1.実験の確認:「電池ができる金属と水溶液の組み合わせ」
2.実験操作の概要、注意点の確認 ⑴ 液体と金属板を選択する ⑵ 電子メロディにつなぎ記録を取る ⑶ 液体と金属板の変更 3.生徒実験 ⑴生徒グループ内での役割分担 ⑵机整理・実験器具準備・試薬配布 準備完了次第開始 ⑶教室内巡視 ⑷実験終了 4.記録の確認 5.考察:協議・意見交換 |
1.演示実験をもとに今回の実験の目的を確認する。
2. ⑴砂糖水と塩酸は順番に実験を行うよう注意する。 ⑵音の有無だけでなく液や金属板の様子も観察する事を指示する。 ⑶実験ごとに金属板を蒸留水で洗浄する、金属板を触れ合わさないことへの注意をする。 3. ⑴観察は全員、操作と記録で役割を分担させる。 ⑵配布物(砂糖水・塩酸・亜鉛版・銅板・マグネシウムリボン・電子メロディー) ⑶進行状況の把握 ① 表面の様子の観察の指示 ② 必要に応じ演示指導 ③ 進度の早いグループには結果や観察の確認を指示 4.観察結果 ①各班で表にまとめる ② 観察結果を記入する 5.結果や観察からわかったことを意見交換させる。 |
まとめ・評価・片付け
10分 |
1.まとめ
2.片付け指示
3.着席確認 |
1.実験結果は早く実験が終わった班に記入させる。考察の重要な点を黒板を用いてまとめる。
2.塩酸と金属板は返却。砂糖水は廃棄、実験器具は洗浄。 |
着席確認 |
生徒実験プリント
電池ができる金属と水溶液の組み合わせを考える。
氏名( )
・実験担当 ・記録係
〈準備物・実験器具〉
授業プリント 蒸留水 砂糖水(10%) 薄い塩酸(10%)亜鉛版、銅板マグネシウムリボン ビーカー(200mL2個)保護メガネ 電子メロディー
〈実験操作〉
※・保護メガネを必ず着用すること。
・実験ごとに金属板を蒸留水で洗浄し、金属同士は触れさせない。
〈実験結果・まとめ〉
砂糖水
Zn | Cu | Mg | |
Zn | |||
Cu | |||
Mg |
薄い塩酸
Zn | Cu | Mg | |
Zn | |||
Cu | |||
Mg |