根菜類には、生物に有害な過酸化物を分解する酵素が存在しています。ジャガイモなどに含まれるカタラーゼが過酸化水素を分解する様子を確認します。
「動 画」(準備中)
「実験タイトル」
「サブタイトル」酵素パワーだわー!
「操 作」WEB非公開
「注意と工夫」
「解 説」野菜の酵素パワー:化学の教科書には、過酸化水素に酸化マンガン(Ⅳ)が触媒として作用することが紹介されていますが、生物分野では、生体内の酵素(カタラーゼ)を用いた実験がよりポピュラーなようです。このカタラーゼですが、我々の血液中にも存在しており、有害な過酸化物を分解して無毒化する役割を果たしています。傷口の消毒にオキシドール(商品名)を使うことがありますが、発生する泡の力で殺菌すると同時に、有害な過酸化物を分解して無毒化しているという見方もできるわけです。実験では、過酸化物として酸素系漂白剤を用いていますが、熱でも分解しますので根菜類のすりおろしを使わなくても、熱いお湯をかけるなどすれば実験そのものは可能です。
「確認演習」
◇このブログで発信する情報は、取扱いに注意を要する内容を含んでおり、実験材料・操作、解説の一部を非公開にしてあります。操作に一定のスキル・環境を要しますので、記事や映像を見ただけで実験を行うことは絶対にしないで下さい。詳細は、次の3書(管理者の単著作物)でも扱っているものがありますので参考になさってください。