工事中
ゴムを用いた教材
ゴムの弾性を利用したおもちゃを紹介!人形の頭をもってふりふりして床に置きます。すると一呼吸置いてから突然、ダンスを踊り始めます。電池は使っていないし・・・エネルギー源はいったい何でしょう?
ゴムを引き出してみるとこの通り上蓋のフックに引っかけると都合良い。
缶に紙袋などをかぶせるなどするとまた楽しさが増します。
お化け缶ダンシング ゴム 弾性エネルギー
「手 順」 作成時間15分程度
「注意と工夫」
「解 説」
ゴム内部のエネルギー解放・・・ポピュラーな工作に、転がすと戻って帰ってくる空きかん作りというのがありますが、この実験工作は、缶を立てた状態で楽しむというものです。工作前の演示で缶の中がどうなっているかを考察させるといいでしょう。エネルギーというものは、いろんなエネルギーに変換できるのですが、例えば、貯蔵されたエネルギー(ポテンシャルエネルギー)が運動エネルギーに変わるということがあります。ゴムの弾性エネルギーもその一形態で、延伸状態や圧縮状態にある物質には物体の形が変えられたことによる内部のエネルギーが蓄えられ、それが解放された際に運動エネルギーとなって放出されるというものです。缶の振り回しにより、おもりがゴムを引き延ばしてエネルギーが蓄えられ、力から解放されて放出されたエネルギーが缶を動かしているわけです。
◇このブログで発信する情報は、取扱いに注意を要する内容を含んでおり、実験材料・操作、解説の一部を非公開にしてあります。操作に一定のスキル・環境を要しますので、記事や映像を見ただけで実験を行うことは絶対にしないで下さい。詳細は、次の3書(管理者の単著作物)でも扱っているものがありますので参考になさってください。