<指導原案:[ 2 ]年_単元[ 1 ]「 化学変化と原子・分子 」p[ 42 ]-[ 45 ]>
「動 画」模擬授業
<理科学習指導案>
日 時 令和5年11月2日(木)4校時15:00~15:50
場 所 帝京市立科学中学校理科室
生 徒 帝京科学中学校2年1組36名(男18・女18 )
指導者(実習者) 帝京科学大学大学4年 教育実習生 S
指導教員 〇〇中学校 教諭 △△△ △△△ 印
小学校の学習では6 年生で「燃焼の仕組み」について,中学校では「身の回りの物質」を学習している。本単元では,化学変化についての観察,実験などを行う。その結果を分析,解釈し,化学変化による物質の変化について理解する。
化学変化についての観察,実験などを行い,化学変化における物質の変化やその量的な関係について,原子や分子のモデルと関連付けて微視的にとらえて理解しているとともに,それらの観察,実験などに関する技能を身に着けている。
本学級の生徒は,明るく楽しい雰囲気で学習に取り組むことができる。理科の授業においても意欲的に取り組むことができ,観察・実験を行う際も,班で協力しながら疑問に思ったことを相談しあいながら解決に導くことができる。
以上 計4時限
化学変化を,化学式を使って表すことができる。
裏面に記載
筆記用具,ノート
・学習指導要領(文科省)
・新しい化学 東京書籍 p42~45
【本時の展開】
学習過程 全[50]分 | 学習活動 | 指導上の留意点 |
導 入 [5]分 | 1,実験で行った化学変化を振り返る。 2,課題の確認 課題 化学変化を,化学式を使って表すにはどのような決まりがあるのだろうか。 | 化学変化とは何か理解しているようにする。 二酸化炭素,硫化鉄,炭酸水素ナトリウム,水を挙げてもらうようにする。 |
展 開 [40]分 | 化学反応式の書き方を説明する。 〈例〉酸化鉄 2,爆鳴器の演示実験をする。 3,この実験ではどのような反応が起こったか,化学反応式を記入する。 指名し,答えてもらう。 4,ほかの化学反応式を組み立てる。 〈例〉炭酸水素ナトリウム,酸化銀 自分で→発表 | 1,=ではなく,→で表記するよう注意する。 2,周囲の安全に気を付けて行う。 3,数合わせの説明をする。 生徒によって,苦手な人がいるため,机間指導を慎重に行う。 |
まとめ [5]分 | 1,本時のまとめを記入する。 | まとめ 化学変化を表す式を化学反応式といい,反応の前後を→で,表すことができる。その際,反応の前後で元素とそれぞれの原子の数を同じにする必要がある。 |
学籍番号[ ]
【板書計画】
課題 化学変化を、化学式を使って表すには、どのような決まりがあるのだろうか。 |
〈硫化鉄〉
鉄 硫黄 硫化鉄
Fe + S → FeS
化学反応式 … 化学変化を化学式で組み合わせた式
〈水〉
水素 酸素 水
2H + O₂ → H₂O
〈酸化銀〉
酸素 銀 酸化銀
O₂ + 2Ag₂ → 2Ag₂O
〈炭酸水素ナトリウム〉
炭酸水素ナトリウム 炭酸ナトリウム 水 二酸化炭素
NaHCO₃ → Na₂CO₃ + H₂O + CO₂
まとめ 化学変化を表す式を化学反応式という。 ルール 1、反応の前後を→で表す。 2、反応の前後で元素とそれぞれの原子の数を同じにする。 |