セッコウの粘り気の差を利用した火山の形の違いを説明する演示実験モデル
セッコウ55gをビニール袋に入れて、三脚と段ボール紙を用いて動画のようなセットを作っておきます。粘性の低いモデルでは水30と墨汁を、粘性の高いモデルは水35gとしました。粘性の低い溶岩ではあえて黒っぽく着色しておき、他方はケイ酸質を意識してセッコウの色のままとしています。先にセッコウを準備しておいて、あとで水を注ぎこむ方が安心です。説明しながらもたもたしていると固化し始めることもあるので…。水量の調整が微妙で事前に予備実験が必要です。授業では、事前に作成して乾燥したものを回覧すると良いでしょう。なお、簡単な演示実験のように思えますが、汚れることがあるので注意を要します。
◇理科教育法_1年地学p203_火山の形
◇参考:セッコウで模擬火山
◇このブログで発信する情報は、取扱いに注意を要する内容を含んでおり、実験材料・操作、解説の一部を非公開にしてあります。操作に一定のスキル・環境を要しますので、記事や映像を見ただけで実験を行うことは絶対(!)にしないで下さい。詳細は、次の3書(管理者の単著作物)でも扱っているものが多いので参考にして下さい。