<教材研究:最新教材の紹介>
「題 材」
遠心力を利用した工作実験『ぶんぶんごまでジュースの成分の分離』
「動 画」
「準 備」
配布資料4枚 工作用紙 工作台 ハサミ 鉛筆 カッター コンパス タコ糸(太)1m ガムテープ 割りばし(廃材) 分離セル(タレビンボトル) トマトジュース(薄めて使用) ビーカー ピペット 竹割りばし 軍手 保護メガネ
「操 作」(簡略版)
- 工作用紙から円形紙2枚を切り抜く:半径5㎝×2枚 ・コンパス ・工作台 ・用紙 ・ハサミ
- 切り抜いた円形紙1枚にのぞき窓をつくる:成分の沈降状態が観察できるよう、セルの位置を確認し、1×5㎝の窓を鉛筆で下書きしてからカッターで切り抜く。 2か所 ・カッター
- ひも通し穴をつくる:中心から5㎝・2か所に鉛筆で印をつけ、コンパスの針で穴を空ける。鉛筆を使って穴を広げて、ひもを通す。 ・コンパスの針 ・鉛筆 ・タコ糸(太)1m
- ひも通し穴の間を補強する:割りばしを小さくカットしたものを2個、2穴に直交する方向に配置し、ガムテープでしっかり補強する。 ・割りばし(廃材) ・ガムテープ
- 分離セル(ボトル)のセット:トマトジュースを薄めたものをセル内に一杯(空気を入れない)にし、所定の場所(のぞき窓にあわせて)にガムテープでしっかり固定。特に側面を補強する。 ・セル(タレビンボトル ・トマトジュース(薄めてある) ・ビーカー ・ピペット
- 竹割りばしにひもを固定:ひもの両端に堅結びで固定する。 ・竹割りばし
- 軍手・保護メガネ着用確認
- ゆっくり回転させる:慣れてきたところで、ひもを引っ張る方向を縦にする。100回程度を目標にする。
- のぞき窓からセルの中身を確認:分離状況
- 終了
「注 意」
- 配布資料はあくまで参考:基本的にyoutube動画解説の指示に従う。(進行具合によって手元のスマホ等で確認すると良い。)
- 顔から離し、ゆっくり回転させること。
- 力を入れ過ぎない! → ひもが切れたり、割りばしが折れないよう加減する。
「観察・記録」
- 構造解説:どのような作りになっているか?
- 動作解説:操作によって科学的にどのようなことが起こるのか?
- 観察・結果(気づいたこと・工夫したこと)
「授業での実践報告」2019.4.23 理科教育法Ⅰ
「参 考」
ぶんぶんごまで遠心分離,理科教育ニュース,少年写真新聞社,2019/3/18.
