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<理科学習指導案>

日 時  令和5年12月14日(木)2校時10:50~11:40

場 所  帝京市立科学中学校理科室

生 徒  帝京科学中学校2年1組32名(男17・女15 )

指導者(実習者)  帝京科学大学大学2年 教育実習生 T

指導教員 帝京科学中学校 教 諭

  • 題材名 生徒実験「酸とアルカリ」
  • 単元観 酸とアルカリの水溶性の特性を調べる実験を行い、酸とアルカリそれぞれに共通する性質を見出させるとともに、その性質が水素イオンと水酸化イオンによることを理解させることがねらいである。
  • 題材の目標 酸とアルカリの性質を調べる実験を行い、酸とアルカリのそれぞれの特性が水素イオンと水酸化物イオンによることを知ること。
  • 生徒の実態 発言や実験に消極的な生徒が多く、一部の生徒が発言することが多い。一方、理科が得意な生徒が多いため、指名やグループワークを行うことで積極的に活動できると予測できる。
  • 題材指導計画:第2章酸アルカリとイオンp29~46
    • 酸性とアルカリ性の水溶液の性質:1
    • 酸性やアルカリ性の正体:1
    • 実験:pHと指示薬:本時1
    • 実験のまとめ:1
    • 中和反応:1

…                      以上 計5時限

  • 本時の目標 紫キャベツを用いた指示薬の実験で、pHの変化を理解する。
  • 本時の展開 (次ページ参照)
  • 本時の評価
  • 準備物等

筆記用具、ノート

  • 参考・引用

・学習指導要領(文科省)p.59・60

【本時の展開】

学習過程 50分学習活動指導上の留意点
提示・導入 10分前回の復習:酸とアルカリの特性はそれぞれ水素イオンと水酸化物イオンによるものである。   2.プリント配布   3.板書: (1)酸とアルカリの強さを表すのはpH、7以上は酸性で7未満はアルカリ性、7を中性と呼ぶ。 (2)pHと指示薬の変化。生徒は、聞くだけでよい。           3.指示薬の変化の説明の際、色チョークを使って分かりやすくする。
実験30分  1.実験のねらい:紫キャベツを用いて、pHの変化を理解する。   2.実験手順の概要・注意点の確認  (1)使う溶液などの説明      (2)演示実験:説明をはさみながら教師が前で実験を行う。1.教科書p.39の表1を見ながら、色が何色になるか予測させる。   2.  (1)あらかじめ授業プリントに書いてある内容を参考にする。   (2)指名し、いくつかの作業を生徒が行う。生徒は、聞きながら授業プリントを埋める。
まとめ・評価・片付け 10分1.まとめ:授業プリントを見ながらpHの変化を理解する。   2.次回の予告・誘導1.予測と同じであったか確認する。

【板書計画】

〇前回までの復習

酸→電離して水素イオンを生じる化合物

  HCl → H⁺ + Cl⁻

アルカリ→電離して水酸化物イオンを生じる化合物

  NaOH → Na⁺ + OH⁻

pH→酸性やアルカリ性の強さを表す値 

〇めあて

紫キャベツと指示薬を用いて、pHの変化を覚えよう。


コメント一覧

返信2023年12月14日 11:52 AM

5班26/

話の抑揚が欲しい。 紫キャベツは中性であると言った説明が欲しかった。 各ポイントでの指示を明確で全生徒に向けるべきかも。 余った時間演習があるといいかも。 書く量はちょうどよかった。

返信2023年12月14日 11:50 AM

4班26/

時間残ったときの話題つなぎがよかった。 pHの図がわかりやすかった。 どこに試薬を入れるかの明示が必要だった。 色ではなく、試薬がどの色になるかを予想させるのはどうだろうか。 手伝わせるにはよかった。 質問に答えられていた。

返信2023年12月14日 11:48 AM

326/

・色の変化の予想の時に文字か色塗りかの指示が欲しかった。色えんぴつとかで塗る方がわかりやすいかも。 ・どの試験管がどの試薬なのかを書いてほしかった。 ・プリントが狭いので、もう少し広めに作った方がいいかも。 ・最後の化学式を書かせるなら、消さないで残してほしかった。 ・余り時間の赤と青を混ぜたから緑になる訳ではないことが、pHで変化してることが理解できたから、内容に入れた方が理解が深まる。

返信2023年12月14日 11:47 AM

さいえんすヨージ26/

・題材はとても良いが、色の予想を立てるのは難しい。単に、pHで色が鮮やかに変化する物質_指示薬の存在を伝えることに集中してもよかったのではないか。 ・カラーマジックに徹して、事前に試験管に仕込んでおいて、色素を注ぎ込んで色変化列を作って見せるという演示をすれば効果的。 ・生徒実験にできればより魅力的な体験となる。 ・ワークシートに、学習項目を効果的に挿入しておけばよかった。イオン反応式なども。色鉛筆の使用もあり。 ・生の素材を扱った演示実験ではいろいろな発見がある。意外と色素液が多いとか1週間前の色素と比べると状態が変化するとか。事前に準備した色素液や加熱すると青くなるとか。特に、塩基性での色素の変化も面白い。強塩基だと黄色になるというのも意外だったりする。

返信2023年12月14日 11:45 AM

2班26/

・板書、最後の追加の説明がよかったです。 ・予想をたてるとき説明がなかったのでどうしたらいいかわからなかったです。色鉛筆とかを使って色を塗った方がわかりやすいかと思いました。 ・化学式はもう少し大きく書いた方がいいかも!

返信2023年12月14日 11:44 AM

1班26/

全体的に授業はかなり面白い内容だった。 見てて飽きなく、順序も適切であった。 色の変化の予想の説明、具体的には試験管の下にあらかじめ薬品を書いてあったり、その薬品に対しての説明がほしかった。 pHは色の実験なので板書も色使いをよくするとより理解が深まると思う。 もう少しpHの説明を詳しくしてほしかった。結構軽く説明で終わってしまったので…

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