溶液が、紙や木、無機物の結晶に浸透する際に、溶解している成分が一定の速度で展開していくことを利用したクロマトグラフィーという手法があります。化学分析の定番中の定番ですが、ろ紙やチョークに蛍光色素をスポットして、その技術の …
缶ヅメの皮むきミカンはいったいどのようにつくられているのでしょう…誰しも一度は、疑問に思うことを実験で確認してみます。ミカンの房を酸と塩基(アルカリ)で順に作用させることで、立派な皮むきミカンができあがるのです。しかも、 …
ブームになったハンドスピナーと電磁石・リードスイッチを用いて、回り続ける教材を作りました。 ハンドスピナー自体も摩擦が少なくて回転運動が減衰しにくい造りですが、回転を加速~維持させるしくみになっています。ハンドスピナーの …
エタノールと水を用いてノリに含まれる光合成色素を抽出し、それぞれにブラックライトを照射してみました。すると、クロロフィルは赤、フィコブリンはオレンジ色(映像ではわかりにくい)の蛍光を発しました。多くの植物には光合成色素と …
身近な材料を用いて手軽に生物のDNAを取り出す実験です。素材として身近な野菜であるブロッコリーを使いますが、花芽が小さくたくさん集まっていて扱いやすいなどの理由でよく用いられています。 DNAとは、デオキシリボ核酸(de …
2016年出版『サイエンス・ブック・トラベル(Science Book Travel―世界を見晴らす100冊)河出書房新社・山本貴光著』では3冊の書評をさせて頂きましたが、このたび文庫版として再登場します。理工書の読者と …