化学変化というと発熱を伴うという印象が強いのですが、熱が吸収される場合もあります。硝酸アンモニウムを水に溶解すると、大きな熱エネルギーの吸収が起こります。 □一部で氷結が起こりました。 「解 説」 化学変化に伴うエネルギ …
金箔をヨウ素液や王水で溶かしたり、ガスバーナーの炎を用いることで、金コロイド粒子とすることができます。水溶液中に分散する粒子の大きさは、約10 nm程度で、粒子が小さいと赤が強くなり、大きくなると赤紫~青が強くなります。 …
中学理科の定番実験として、教科書には必ず実施する実験として位置づけられています。しかし、誘導管を用いた装置、加熱と逆流防止、石灰水への誘導、捕集気体の推定操作等の指導は、決して容易ではありません。 「動 画」操作説明編 …
水より密度の大きいはずの1円硬貨(アルミニウム)が水面に浮かびます。物の浮き沈みは、密度以外の要素も存在(ここでは表面張力)していることが意識されます。硬貨がお互いに引き合って、小さくまとまることや界面活性剤により表面張 …
酢酸とブタノールを用いて、硫酸の脱水縮合によりエステル化合物を合成する方法を解説しています。 □還流管使用や生成したエステルの処理など、やや注意を要する実験です。 「解 説」 エステル化:カルボン酸R-COOHとアルコー …
塩化鉄(Ⅲ)水溶液を沸騰水に滴下すると、水酸化鉄(Ⅲ)コロイドが得られます。このコロイド粒子は、一定の大きさで水溶液中で安定しているもので、チンダル現象や凝析など、興味ある性質や現象を観察することができます。 □準備:判 …
回転させることで、中身が生なのかゆでたものなのかの区別をすることができます。しかし、科学的にはいろいろ複雑な現象であることがわかってきます。 「動 画」卵の見分け方からフィルムケースの実験まで ゆで卵の方は、中身が固まっ …